小動物/ウサギの飼い方

ラビットセミナーのご報告(後編) 飼い方で病気を予防しましょう!(3ページ目)

ラビットセミナーのタイトルでもあった「 飼い方で防げる病気 」。 知っていれば予防できるものが多くあると思いました。健康なうさぎさんでいられるように、頑張りましょうね♪

執筆者:村田 亜衣

▽皮膚病の予防
皮膚病は感染源との接触を絶ち、栄養状態を良くして抵抗力を高め(肥満はダメ!)、乾燥気味な環境を整えることで予防することができます。

長毛のウサギの場合、毛の手入れに手は抜けません。
ブラッシングのしつけと毎日の手入れ時間を作る必要がありますので、飼う前に覚悟して下さい。

身体の不自由なウサギの場合、自分でグルーミングできない部分は飼い主が補ってあげなければいけません

ブラッシングは抜け毛を取るだけでなく、地肌のマッサージの効果もあります。
肌の状態が良ければ毛の状態もよくなります。
嫌がるからとブラッシングができないウサギではなく、すみずみまで手入れできるウサギにしつけましょう。

ウサギにとって快適な温度は18~23℃です。
4℃以下、28℃以上は対策が必要になります。
温度によるストレスを減らすためにも、少しずつ適温の幅は広げていくようにするといいでしょう。 (温度差に弱いウサギに急激な温度差を与えるのは望ましくありません)

快適な湿度は30~70%です。
湿度が高いと皮膚病になりやすくなり、低いと呼吸器系の病気になりやすくなります。 30%以下になることはまずないと思いますが、上がりすぎには注意しましょう。

▼私の感想
長時間のセミナーだったのですが、飽きることなく楽しく勉強できたセミナーでした。
こういう獣医さんがいるというのは、ウサギの飼い主さんにとってはかなり心強いものだとも思いました。 斉藤先生が書かれた「ウサギ学入門」「うさぎハンドブック」は市販されておりますので、 もっとたくさん勉強したいという方は購入してみてはどうかと思います。

また、こういった楽しく勉強できるセミナーはやりたいと思います。
アイデアがありましたら、みなさんご連絡下さいませね(^^。

Page1: 皮膚病
Page2: 胃腸・歯の病気
★前編: ウサギについて
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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