小動物/その他のペットの飼い方

野生動物をペットとして飼うということ スカンク(2ページ目)

先日オープンした「スカンク」サブカテゴリー。オープンしたのはいいけれど、みなさんスカンク等の野生動物を飼うのが簡単だなんて思ったりしないでくださね~。野生動物は飼う前にしっかり調べて、自分が飼えるかどうかをよーく検討してから飼うべき動物です。

執筆者:村田 亜衣

▽しつけは忘れましょう
多くの動物が習性として排泄場所を決めたり、寝床をきれいにしたりしていますが、でもそういった場所は動物が決めるものであり、飼い主の希望と一致するとは限りません。また、何が自分のおもちゃで何がおもちゃじゃないのかなんてのもわかりませんから、目に付いたものをいたずらすることもあります。犬ならば、ここで「しつけ」の3文字が出てくるところですが、野生動物の場合にはこの3文字は忘れてください。彼らの決めた場所をトイレや寝床とし、いたずらされたくないものは触わることのできない戸棚等にしまっておくようにするべきであり、間違ってもしつけと称して叩いたりしてはいけません。彼ら野生動物は一度でも叩かれると二度とその人への警戒心を無くさないことが多々あります。野生動物を飼うには、そそうされようがいたずらされようが怒らないでいられる寛大な気持ち・心のゆとりがないといけません。

▼スカンクってどんな動物?
スカンクはアメリカ大陸に生息する、雑食性で夜行性な動物です。
生息場所では害獣として扱われることも少なくありません。それは雑食性なために人家から出たゴミを漁ることがあったり、狂犬病のような人畜共通感染症を媒介することができたりするためなのですが、一番嫌われる理由はオナラでしょう。

▽スカンクのオナラ
スカンクのオナラは強烈な臭いを出します。
これは元々敵を追い払うために出す臭いであり、攻撃や威嚇するときに出します。
私たちがするオナラとはちょっと違い、武器のひとつとして使っています。
このオナラ、臭いが強烈なだけでなく、なかなか落とせないというのも嫌われる理由のひとつでして、たぶんスカンクにしてみればそれだけ強烈かつ、持続性のある臭いを吹きかけることによって敵が近寄らなくなる効果をもたらす強力な武器なのでしょうが、された方はたまりません。
予定外に庭やガレージで鉢合わせしてしまい、シューッとされたら最後。衣服等は捨てるしかないとも言われています。

▽食いしん坊さん
雑食性で好き嫌いのないスカンクには食いしん坊が多くいます。外国の雑誌には、「1日24時間ごはんを食べていられれば幸せな動物」と紹介されてしまうこともあるくらいです。オナラという武器があるとはいっても弱い動物ですので、食べれる時に食べておく習性があるのかもしれません。でも、アライグマと同様、ゴミ箱を荒らす害獣として嫌われている部分があります。

▽人畜共通伝染病
スカンクは狂犬病等人間にもうつる病気の媒介者となってしまうことがあります。ありがたいことに日本では狂犬病はなくなったように思える状態ですが、外国では毎年発症している怖い病気です。それゆえ、狂犬病の感染源となる可能性があるスカンクは嫌われてもいます。(日本でも、海外旅行で私たち人間が病原菌を持って帰ってしまう可能性もありますし、輸入動物が感染している可能性もありますので、100%撲滅されているわけではありません)


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