さすがの宮崎も、この記事を書いている12月中旬になるとめっきり寒くなってきて、飼育されている両爬たちもなんだか、カワイソウ...
うちなんて、基本的に温帯性種がほとんどだから、冬は冬眠させればいいだけの話なんですが、熱帯の生き物を多く飼育されていらっしゃる方たちはそういうわけにもいきませんよね。
そこで、今回は冬の飼育の切り札、私にとっては長年の憧れであった「ガラス温室」のススメです!
というのも、今冬からついに私も縁あって憧れの「ガラス温室オーナー」になることができましたので、その使用レビューも書けるようになったからなんです。
さてさて、ガラス温室、どんな使い心地なんでしょう...
ガラス温室を使った両爬飼育の例 |
ガラス温室に踏み切れなかった理由
先ほど、温帯性種ばかりと書きましたが、そんな私の家にも少ないながら冬はきちんと保温しなくてはいけない種類がいます。しかし、そうは言っても温帯性種にはちゃんと冬を経験させたいし、部屋全体を夏と同じような温度にするわけにもいきません。そこで以前から考えていたのがガラス温室の中での一括保温です。
ただ、ガラス温室は基本的に園芸用ですから、廉価版で売っているのは幅が狭くて収容能力が低いものが多く、いくつかの飼育ケースを収容するのにはちょっと不十分でした。何より価格だってそんなに安くありませんし。
また、ガラス温室だけでは保温はできませんから保温器具なども必要なのですが、園芸用ではどれを買えばもっとも効果的なのかがわからなかったことも購入することに躊躇してしまった理由です。
ところが、最近はあくまでも両爬飼育者が活用することを前提にガラス温室を販売していることが多くなってきました。その最大手とも言えるのが、各種イベントで出展してお馴染みになりつつある(有)トップクリエイトのガラス温室とその関連商品でしょう。
今回は、トップクリエイトが昨年からあらたに販売している大型のガラス温室「TOP-1511S」の使用レビューを中心にご紹介いたしましょう。
ベッドよりもデカい一式 |
やってきました!ガラス温室
トップクリエイトさんから送られてくる日を今か今かと首を長くして待っていたその日がついにやってきました。宅配便のおじさんがやって来たのを察知して、すぐに外に出てみてビックリ。
「でけぇ...」
もちろん、自分で組み立てるものでありますからコンパクトな梱包ではあるのですが、横幅110cm、高さ150cmもあるものがガラスと一緒にやって来るのですから、デカイに決まっています。
やっとの思いで、狭いアパートのドアから部屋に入れて、まずは生活空間の部屋のベッドの上に荷物をどーんと置いてみました。それが右の写真...
途方に暮れて、まずはこれを眺めながら一服します。
とにかくこのままベッドの上に置いておいたら寝るトコがないので、意を決して組み立てをすることにしました。
まず梱包を解いて中身を確認。組み立て図を見て、だいたいの流れを把握してから、いよいよ組み立て開始です。
とにかく開けてみる |