全国のネット上の両爬ファンの皆様、こんにちは。

私は国産の両生爬虫類ならばどんな仲間も好きなのですが、どうやら特に好きなのは「トカゲ」の仲間のような気がしています。

トカゲの仲間は爬虫類全体から見れば、どちらかと言うと飼育が難しい部類に入るのですが、健康に育っているときのぷりぷりした手足、精悍な表情などなど彼らの魅力を挙げればキリがないです。

そんな魅力あふれるトカゲ仲間から、今回は2種にClose Up!してみました。

その2種とは...「ギャリワスプ」と「ホウセキカナヘビ」です。

中南米のダーティ・ビューティ

先日、トカゲのMLで名古屋のショップ「ペポニ」の方から「すっごいトカゲがやって来ましたよ!!」という投稿がありました。そのメールには画像のリンクのURLが。早速そのリンク先を開いてみれば...そこには目が覚めるような赤を身に纏ったトカゲの姿が映っていました。

自然界には「神様もよくこんな色を作ったな」と感心してしまうような体色の生き物が多いのですが、まさにこのトカゲもそんな色です。あるいは陽気なラテン系のなせる技であるのかもしれませんが...
ギャリワスプDiploglossus monotrophis」それが、この美しいトカゲの名前です。なんだか怪獣の名前みたいだな、なんて外国産の両爬に疎い私はおマヌケな感想しかなかったのですが、いろいろ教えていただきました!ギャリワスプは中米に生息している、「足のないトカゲ・ヘビトカゲ」で有名なアンギストカゲ科の仲間で全長は最大で60cmに達します。現地では森林を中心に生息しており基本的に夜行性で、小動物食と考えられています。未確認ですが、モノの本によればネコのように「爪」を出し入れできるとかできないとか...とにかくその生態は謎の部分が多いトカゲのようです。

その性格たるや、怪獣のような名前の通り「荒い」の一言。逆に言うとそれこそが本種の魅力と言えるかもしれません。ところが現地では数はそう多くはなく、ましてや日本に輸入されることなど滅多にない、まさにマニア垂涎の「激レア」トカゲなのです。

さて、そんなギャリワスプを飼いたくなってきたあなた。どんな風に飼いますか?きちんと基本さえ押さえれば、それほど難しくはないようです。60cmほどの大きさになりますので90cmくらいの水槽は準備したいところです。また夜行性でありますので紫外線はさほど要求しなさそうなのは助かりますが、現地では湿った林床に生息していますので、高めの湿度と底面からの加温は必要と思われます。

この大きさと派手さですから、ハンドリングなどをして楽しめたら最高なんですが...残念ながら、それほど広い心の持ち主ではないようです。
またほとんど流通もしていないようなトカゲですからお値段もそれなりでありますので、我々庶民は写真でも見てため息をつくくらいですね。