水の役割

水は0カロリーで、エネルギーを発生しませんが、水がなければ生き物は生存できません。
血液・リンパ液・細胞~と、水は摂取と代謝を繰り返し身体の中に存在します。

暑いときは水を多めに飲んで血液を循環させ、排尿することで体温調節を行います。猫の泌尿器障害が冬場に起こりやすいのは、寒くなると水分摂取が減ることも原因のひとつとされています。

食物を食べるときには唾液が出て消化を助けます。その他栄養素や代謝物の運搬、組織の潤滑油、最後には尿として老廃物を排出するのも水の役割です。

水をたくさん飲んでもらう方法

水道の蛇口からポタポタ落ちる水が好きな猫や、お風呂場の残り湯が好きな子…用意した水入れからはあまり飲まないのに、別のところの水はよく飲むという猫さん、いますね。
どのような水を猫に与えるのが一番よいか?というご質問もよくいただきます。
例えば、アルカリイオン水や硬水などを猫に与え続けるとどうなるでしょうか?
実際の所、これに関しての正しい答は見つかりませんでした。一度や二度、アルカリイオン水や硬水を猫に飲ませたから病気になるということはないでしょうが、あえて飲ませ続けるのは不安に思います。普通の水道水が一番安全ではないか?とガイドは考えます。トリハロメタンなどが心配でしたら、簡単な浄水器を通した水で良いでしょう。
人間には「良い水」とされていても、それが猫に適しているとはまだ立証されていないからです。

ガイドが考える猫の飲み水は
・きれいな水であること
・水道から出してすぐではなく、少し時間をおいた水
・冷蔵庫などで冷やさないこと
が良いと思います。

また、ガイド宅の観察では、湯冷ましした水は好んで飲むことが多いと感じています。
ドライフードが主食で、あんまり水を飲まない猫さんであれば、猫缶にぬるま湯を入れて水溶きして飲ませてみても良いかも知れません。

ガイド宅では数年前より、ヘルスウォーターボウルという器で飲ませています。なぜかうちの子たちはこの器に入れた水の方を好んで飲むからです。この器については、Aukatzヘルスウォーターシリーズをご覧ください。

また、下痢などで脱水症状があるとき、発熱しているときなどは、吸収力が高いポカリスエットなどのスポーツ飲料水を少し温めてから飲ませるのが効果的です。
※飲んでくれたらですが…。うちの子は飲んでくれませんでした。

水は命の源…、猫さんが充分な水分補給ができるよう手伝ってあげてください。

 



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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。