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マイクロチップ販売会社4社へのアンケート(3ページ目)

日本国内で挿入することができるマイクロチップを販売している4社にメールでお願いしたアンケートの回答です。会社によってマイクロチップに関して少し温度差があるような?

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

アイディール

製品名 アイディール
製造元 DATA MARS SA(データーマース社)(スイス)
輸入/販売元 共立製薬株式会社 輸入元: 富士平工業(株)
大きさ(直径×長さ) 13mm×2mm
2005年12月現在、御社のマイクロチップを挿入 している猫と犬の登録数は? 弊社取り扱いのアイディールは医療用器具となっており動物病院の獣医師のみの取り扱いとなっております。挿入後のデータの登録に関してはペットオーナー様のご判断となっており、また、データの登録に関しましてはAIPO(動物ID普及推進会議)の事業となっているため、販売数量と登録件数が直接リンクしておらず具体的な登録数は、弊社では掌握できておりません。
御社のマイクロチップが挿入
できる動物病院の件数は?
全国の動物病院にて取り扱い可能な商品ですので、基本的にはどちらの動物病院でも挿入可能となります。
従いまして、まずはかかりつけの動物病院相談していただければ、と思います。
登録数/病院数の上位5位の都道府県は? 登録に関してはAIPOの事業となっておりますので弊社では掌握しかねます。
ご参考までに マイクロチップに関しての情報は下記NPO法人「ANICE」のホームページをご参照下さい。
チップの特性/他社製品との違い

弊社取り扱いのマイクロチップは、スイス データマース社の高品質なマイクロチップとなっております。
わずか13mm×Φ2mmの寸法となっており、全表面は生体適合性ガラスで覆われ体内移動を防止するため微細な凹凸が付いております。また、国際規格ISO11784(動物用電子識別コード体系)/11785(動物用電子識別技術要件)準拠製品となっております。

登録の方法は? AIPOの事業となっております。
ANICE」ホームページをご参照下さい。
マイクロチップ自体には、飼い主の住所・電話番号などのデータは入っておらず、マイクロチップのデーター(15桁の数字)と、ペットオーナー様のデータを照合させるためのデータベースへの登録が必要になります。
登録できる内容は? AIPOでのデータ登録内容は以下の通りとなっております。
○飼主記入項目
*飼主情報:氏名・住所・電話番号・FAX・E-MAIL・緊急連絡先(携帯電話など)

○獣医師記入項目
*動物情報:動物の名前・生年月・性別(オス・去勢オス・メス・避妊メス・不明)
動物種(犬・猫・その他)・種類コード(3桁)・毛色コード(2桁)・ID番号(15桁)
獣医師氏名・登録番号・TEL・FAX・住所・動物病院名・E-MAIL

データベースの管理は? AIPO
御社のリーダーで、非ISO規格のマイクロチップの読み取りは可能でしょうか? 弊社のリーダーは非ISO規格のマイクロチップも読取りが可能となっております。
リーダーの種類によって、読取れる非ISO規格のマイクロチップが異なっておりま
す。

○アイマックスはISO規格のほかに非ISO「FECAVA」規格のマイクロチップの読取りが
可能です。
                  
○マルチリーダー(MAX ?)はISO規格のほかに、非ISO「FECAVA」規格と非ISO
「Trovan」規格が読取り可能です。

システムですが、非ISO規格が読み取り可能なリーダーは、ISO規格にあった通信機能のほかに、非ISO規格にあった通信機能を備えているため読取りが可能となっております。弊社のリーダーはISO規格がメインなので、「ISO」規格を最初に読取り、読めなければ非ISOの規格、読めなければまた違う非ISOの規格と、そのマイクロチップに応じて規格を変えて読み取りを行っおります。

簡単に言いますと、数種の非ISO規格のマイクロチップがあり、そのマイクロチップ
の規格に対応した通信機能も備えているリーダーであるということになります。

行政機関の取り組み方、読み取り機の普及度については? 各行政機関にお問合せ下さい。
マイクロチップのメリット 1.迷子、逸走動物の身元確認
2.事故遭遇動物の飼主発見
3.動物の盗難防止に有効
4.遺棄の防止
5.災害時における動物救護活動の円滑化
マイクロチップのデメリット 1.挿入時に発生する諸費用
将来的なマイクロチップの展望は?

上記メリットに通ずることとなりますが、地域との共生をめざし、捨て猫・捨て犬
の防止や、飼育者としての責任を明確にし集合住宅などでのトラブル解決を容易にできると考えられます。また、血統登録管理、動物医療保険の個体証明など、その用途は多岐にわたり、最終的には、愛犬、愛猫が家族の一員であるという証になるものと考えられます。

マイクロチップの普及活動は?

全国に8000件ある動物病院に対し、弊社より微弱ながら普及活動をさせていただいております。
全国の獣医師会様・開業獣医師の先生方からの依頼によるMC説明会を中心に活動しており、貸し出し用のリーダーを保有して普及活動をしております。

続いて、AVIDマイクロチップII、AEGトロンID-162→

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