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ネコの健康・ネコの病気-Vol.2 動物病院へ行くときのマナー(2ページ目)

ネコと一緒に動物病院へ。きちんとマナーを守ることは獣医さんとのつきあいの第一歩だと思います。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

3.簡単に自分のネコの性格を説明しましょう。
 
飼い主は「何が?」と思うような些細なことでも、ネコには大きな驚異!と感じる『時』があります。

飼い主にとってはどんなに可愛い良い子でも、もしかしたらはじめての先生には非常に凶暴なネコに豹変するかも…。家で一度でもパニックを起こしたことがあるならば、それを伝えて、先生に心の準備をしていただきましょう。

もちろんどんな時でも、どんな子にも対応できるよう先生は訓練を受けていますが、あらかじめ心の準備が出来ている方が良いと思います。家ではどんなに良い子でも、診察室ではそうでないことがあり得るのですから。

 
4.治療の最中に質問したり、話しかけるのはやめましょう。
 

ある程度治療が一段落して、先生の方から話して下されば、その時わからないことを質問するのはかまわないでしょう。でも、診察中は先生も色々な症例を考えている最中かも知れません。

もし、どうしても疑問に思うことがあって、その時質問したいならば、「今、お話伺ってもよろしいですか」と都合を尋ねる余裕が欲しいものです。

 

5.わからないことはきちんと聞き返しましょう。
 
もし、面倒くさがったり、曖昧な返答しか返ってこない場合は信頼関係を築ける先生ではないかも知れません。人間同士ですから『合う』『合わない』があると思いますが、先生の方に命を預かっているという自覚が見られない場合、主治医としてお願いするのは考えものです。後で後悔を残さないために、今一度考え直してみて下さい。

お薬が出た場合は、何のための薬か、何という名前の薬か、聞いてみましょう。聞いたことはメモに残し、自分自身とネコのための知識にして下さい。

ただし、何回獣医に通って様々な病気の診断に立ち会ったとしても、あなたはあくまで素人です。それ専門の勉強を積んだ獣医師とは違うと自覚して下さい。素人判断で、前に頂いた薬はこの症状の時に飲ませれば良い、などと判断し勝手に薬を与えるなどもってのほかです。また、多頭でネコを飼っていて、別のネコが前回と同じような症状になった→前回のネコ用の薬が残っていても、その薬を素人判断で与えるのもやめましょう。そのときのネコの体重や状態によって薬の処方が変わる可能性があります。
また目薬など人間用のものを独自の判断で使用してはいけません。

診断はあくまで獣医師に任せましょう。そのためにも信頼できる先生を捜すための努力をして下さい。
また、病状が落ち着いたからといって出された薬を勝手にやめないで指示通り最後まで飲ませましょう。
薬の飲ませ方などで、不安に思うことがあれば先生に訊きましょう。先生には気軽に質問が出来る、アドバイスがいただける関係でなければいけません。

 
次回の「ネコの健康・ネコの病気-3」は
「ネコの医療費を節約する方法」です。
 
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「Q:獣医さんに診てもらうときに心がけることはどんなことですか?」
「動物病院に連れてって」
「 触っちゃダメ」
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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