間もなく梅雨が明け、いよいよ夏がやって来ます。 毛だらけで見るからに暑そうな猫を快適に過ごさせてやるにはどうしたらいいのでしょう? みなさんのお宅でも色々工夫をされていると思いますが、私が見たり聞いたり体験した方法をいくつか挙げさせて頂きます。 |
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◆猫は暑さには強い動物 | |
猫は元々エジプトを発祥とする動物なので、比較的暑さと渇きには強い動物ですので、人間が思うほど 神経質になる必要はありません。 しかしながら、 人間は発汗できる器官が全身にありますが、猫は足の裏(肉球)だけですので熱射病には気を付けてやらなければなりません。 また、渇きに強いとは言え、やはり水を摂取しないと血や尿が濃くなり病気の元にもなりますので、いつでも新鮮な水が飲める環境を作ってあげてください。 猫は、外で暮らしている場合などには車の下や縁の下など日陰で風の通る場所を見つける天才でもありますので、放っておいても家の中で一番快適に過ごせる場所を自らが見つける動物ではありますので、できるだけ自然の風が通 るようにしてやるのが一番なのですが、防犯などの観点から始終窓を開けておく訳にもいかないと思いますので、その場合にはクーラーをかけてやるなどするのも一案ですが、できたら冷房ではなくドライ程度にするか扇風機などで対応してやって欲しいです。 どうしても冷房をかけなければ居られない場合にはなるべく弱くしてやり、クーラーのかかっている部屋がイヤな場合にはそこから待避できる部屋も作ってやれるのが望ましいと思われます。 ちなみにガイド宅は居間とキッチンと仕事部屋が縦に続いている部屋なので、居間にだけ弱くドライをかけて、三部屋を開け放しているため、涼しいのが好きな子は居間で、ほどほどに涼しいのが好きな子はキッチンで、寒がりな子は仕事部屋で過ごしているようです。 |
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◆網戸対策 | |
自然の風、と言えば当然思いつくのは窓やドアを網戸だけにする方法という事になりますが、猫を外に出したくない場合、網戸にしておくと網ををよじのぼって破ったり、体重をかける事によって網戸ごと倒したりして逃走する可能性があり、また、頭のいい子は網戸を開けてしまう子もいるようで、網戸対策に頭を悩ませている方が結構いらっしゃるようです。(幸いうちの猫どもは網戸にしておいてもよじのぼらないので助かっています。) |
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