うちの10匹の猫たちのうち桃太郎、栗之助、ライスは強力な抱っこ猫です。呼ばなくても自分から来て抱っこしますし、呼べば走って来て抱っこして来ます。まるで犬の様です。
ばぢはトイレにいると必ずやって来て抱っこしてきますが、他の所ではあまり抱っこしません。
ま～ちは一緒に居る間中「なでてぇ」と鳴くのに、抱っこすると嫌がりますし、C.C.とネロは抱っこが好きではないにしても抱っこすると観念して暴れずに開放されるのを待ちます。
み～ふぁんは日によって長く抱っこさせてくれる事もあれば、1秒たりとも嫌という態度をとる時もあります。リゾは抱っこは大嫌いです。
10人10色と言うか・・・抱っこだけでもこんなに趣向が違います。
10匹のうち8匹は抱っこをさほど嫌がらないので、猫飼いの友人からは「抱っこ猫製造所」と呼ばれていた事もあり、よく「どうしたら抱っこを嫌がらない猫にできるか」と聞かれます。
これについては猫の性格が大きく関係しますし、猫はぬいぐるみではないので、「抱っこしたいから飼いたい」のであれば犬とか、猫でもラグドール(ぬいぐるみ、と言う意味です)と言う比較的抱っこの好きな猫種を選ばれるのがよいと思います。
ただ、単純に言えるのは、私自身が猫を抱っこするのがとても好きで、猫を抱っこしているととても幸せな気持ちになります。仔猫の頃から頻繁に抱っこして、抱っこする度に「○○ちゃん可愛いね～」となでてやり頬ずりして幸せな気持ちになっていると、それが猫にも伝わるのではないかなと思ってはいます。抱っこされると気持ちいいんだ、と認識すれば抱っこが好きになる確率は高くなると思います。
うちのリゾの様に同じ様に育てても抱っこ大嫌いな子もいますので、くれぐれも無理強いはしないであげてくださいね。抱っこが嫌いな子は抱っこされる事がストレスになってしまい、思わぬ病気を引き起こす原因になってしまう事もありえますので。
最後に、これは余談ですが・・・
うちの桃太郎は、特にしつけた訳ではないのですが、お座りした状態の時に「ももちゃん、こんにちわーは?」と頭を傾げて見せると、「にゃ～ん」と鳴きながら同じ様に頭を傾げます。
これも甘え行動のひとつなんだろうな、と思いうまく出来た時には首の回りをカキカキしてやります。
本猫にとっては、首を傾げると首を掻いてもらえる、というだけなのだろうと思いますが。
