また、この招き猫は挙げている手によって、その意味が変わります。
これにも諸説ある様ですが、「右手を挙げている招き猫はお金を招く昼の商売」「左手を挙げている招き猫はお客を招く夜の商売」と言うのが現在一般的に定着している説の様です。
また手の高さにも意味があり、耳より高い位置まで手を挙げているものは、遠くの福・大きな福を招くと言う意味があり、耳より下の位置で手を挙げているものは、身近な福・ささやかな福を招くと言われています。(個人的には耳より下で挙げているものの方が見た目には可愛いと思いますが。)
昔は「お手上げ」に通じるとして、忌み嫌われていた「両手挙げ」の招き猫も、この不況続きの日本では、そのイメージを払拭して最近では時々見かける様になりました。
みなさんが見かけた招き猫は白が多いと思いますが、黒や金、また赤い招き猫を見かけた事はありませんか?
そう、招き猫には色にも意味があるんです。
白は福招き、黒は除難免災、赤は疫病避け、そして金はズバリ金運を招きます。
このありがたい招き猫をこよなく愛する「日本招猫倶楽部」が、人間の願い事の為に手を挙げ続けている招き猫の日を作りたいと発案し、日本記念日協会の正式認定を受けて、平成7年より9月29日(来る福)が「招き猫の日」となったそうです。日本招猫倶楽部については文末に公式webサイトへのリンクを付記しますので、興味のある方は見に行ってください。伊達や酔狂じゃなく、本気で招猫を愛して普及しようとされており、感動を覚えます。
もうすぐ、年末・・・また宝クジの季節がやって来ます。
(All About Japan 宝くじサイト)
今年は「右手を耳より高くあげた金色の招き猫」にお願いして、大ラッキーを狙ってみますか?
3億円を当てるには、自分より大きな招き猫で、手を高く挙げていたら二階を突き破る様なものじゃないと御利益ないかもしれませんが・・・・。(合掌)
ねこまくらぶ(日本招猫倶楽部) http://www.nekoma.net/club/index.html
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。