その後、気にはなっていたのですが、日々この手のお問い合わせを頂くもので近況なども伺わないうちに月日は流れ・・・・
2001年8月21日、りんすさんからメールが届きました。
おはようございます。
以前にとまとさんから、メールを頂きましたりんすです。
長い間、連絡もせずに大変失礼致しました。
さて、以前に掲示板で書き込みをした白血病の子猫ですが、先日、2度目の血液検査でなんと「陰性」になりました\(^o^)/
今週の月曜日に医師が何度も「発育がいいですねぇ、これは陰転してますよ」と言うのを聞き流しながら、血液検査をして待合室で待っていると、「陰転してますよ!」と大声で知らせてくれました。陽性の線が全く出てなくて、エイズも(薄い線がありました)なくなってました。
「助けてよかった」って、じーんとしました。
神様はいるのかもしれない・・・(*^-^*)
今まで「チビコ」という仮名で呼んで来ましたが、家で飼うことに決定したので、ちゃんと名前を付けました。
名前は「ちり」です。女の子なのでちりちゃんと呼んでます。
今はケージから出て走り回ってます。他の猫はみんな10才前後なので、大変迷惑がってますけど。
ちりの写真は下のURLから見ることができます。生後3ヶ月頃のものですが、お暇がありましたら見てください。
元気になったちりちゃん
現在では、この伝染病だけ予防接種があります。まだ100%予防出来る訳ではない様ですが、しないよりはかかってしまう確率は低くなると思われます。
外に出している猫ちゃんには特にこの予防接種を受けさせてあげて欲しいと思います。
この伝染病の最大の伝染経路は「唾液感染」です。この病気を持っている猫と喧嘩をして噛まれたら、まず間違いなく伝染するという事です。
ただし、猫エイズと猫伝染性腹膜炎については現状では予防は出来ませんので、喧嘩傷を作って帰って来たら病気をもらって来てる事を疑って見てください。
猫伝染性白血病のキャリア猫ちゃんの飼い主さん!
奇跡がおきる事は事実としてあります。どうか諦めないでがんばって欲しいと思います。
■ネコ白血病ウィルス(FeLV)について(日本ベッツェグループ)
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。