三田学園中学校、科目別入試傾向
三田学園中学校の入試は、A日程(募集定員220名)とB日程(20名)の複数回受験。A日程の受験教科は2010年度までは国語・算数・理科・社会の4教科でしたが、2011年度から3教科(国語・算数・理科)でも受験可能な「4教科型/3教科型」の選択受験が可能となります。B日程の受験教科は国語・算数の2教科となっています。■算数
大問5題の出題が定着。問題量は制限時間内に十分解答できる量で、ミスをしないように努めたい。小問は例年17~20題となっており、計算問題は2~6題出題。文章題や図形問題も出題されるが難問は少ないので、標準問題に普段からあたっておこう。
■国語
出題傾向は比較的はっきりしており、長文2題と文法問題、および漢字の書きとり問題が定着。長文は難しくないが記述式が多いため、自分の言葉でまとめる練習が必要。
■社会
大問6題の出題が定着。歴史分野からの出題が多く、地理・公民からも出題される。歴史分野に関しては、重要な出来事や年代、および関連人物を把握しておく必要がある。
■理科
大問7題の出題が定着。全体的に難問は少なく、理科用語を含め基本的なことを理解しておこう。ただし、単純な知識を問う問題は少なく、知識を利用して解く問題が多いので、単なる知識の丸暗記では対応できない。
三田学園中学校、合否を分けるもの
全体的に標準的な問題が多く難解な問題は少ないため、ミスをなくして、着実に解ける問題を解答することをお勧めします。出題傾向が比較的はっきりしているので、日頃から標準的な問題に取り組むトレーニングをしておくことが合否の分かれ目です。