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「超薄型」3.44cm!シャープAQUOSの大攻勢(4ページ目)

業界再編と企業連合の嵐が吹き荒れる最中、液晶テレビの国内リーディングメーカー、シャープがAQUOSに三つの新しいラインを立ち上げました。薄型テレビとライフスタイルの新しい接点がそこから見えます。

大橋 伸太郎

執筆者:大橋 伸太郎

テレビガイド

インテリア志向の、喜多俊之デザインのカラフルなパーソナルテレビ

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発表会場を華やかに盛り上げたのは、今回モデルチェンジされた新しいDシリーズ4サイズ5色が並ぶと壮観

「デザイン&カラフルシリーズ」の名称の元に新に加わったAQUOS Dシリーズは20V型、26V型、30V型、32V型の中画面4サイズ、いずれもW-XGA(画面解像度1366×768)のハイビジョンテレビで、発売点数は実に13機種に及びます。その理由は、ブラック、ホワイト、レッドに加えて、グリーン、ベージュ(32V/20V型のみ)のカラーバリエーションにあります。

全機種、AQUOSシリーズの立ち上げからデザインを担当している喜多俊之氏のデザイン。20V型の場合、脚部も含めて奥行き18cmと、パーソナルユースに相応しい省スペース性を追求しています。
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4サイズ、3~5色が選べる喜多俊之デザインのパーソナル液晶が新しいDシリーズ。ハイビジョン対応(1366×768)でAQUOSファミリンクに対応

面白いのは、電子番組表やメニュー、音量バー、チャンネル表示などの色を本体色に合わせてブルー、グリーン、レッドから選べること。インテリアとの調和を視聴時にも配慮した気遣いが伺えます。


さまざまな顔を持つAQUOSの今回の新製品は、「超薄型」からカラーバリエーションのパーソナルテレビまで、どれをとっても薄型テレビとライフスタイルの接点について考え抜かれた、シャープらしい視点が感じられます。

今でこそ各社がやっていますが、ずっとサイズと性能の「垂直展開」の品揃えだったテレビに、「水平展開」を持ち込んだ張本人こそ、シャープでした。今回の3シリーズはその点で、同社の真骨頂といえるでしょう。

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