ころり信仰って
なんだろう

仏教では、「貧」「瞋」「痴」(とん、じん、ち)を三毒といいます。貧とは、むさぼるよこしまな心。瞋とは、怒りの心。痴とは、愚痴を言う不平不満の心。会津に点在する三つの観音様にお参りすると、この三毒が無くなって心安らぎ、寿命をまっとうして、ころりと極楽往生ができるとのことです。

中田観音、立木観音、鳥追観音。
それぞれに個性的な観音様が出迎えてくれます。
仏像マニアと極楽成仏したい人は、会津に行ったら、必ずこの三つにお参りせねばいけません。

中田観音
(弘安寺)

「中田観音」のご本尊十一面観音は、土地の長者が娘の死を悼み造られた、優しい面差しの姿です。銅製で二メートルもある像は、奈良の長谷寺の観音様を模したものとも言われます。野口英世のお母さんのシカさんが信仰したことでも有名です。
中田観音

立木観音
(恵隆寺)

巨大な観音様は、その名のとおり、立木をそのまま彫ったものという伝承があります。身丈8,5m、一本彫りで根の付いている仏像としては日本最大級ということです。巨大な観音様の両脇が棚のようになっていて、そこに千手観音の眷属の28部衆、風神・雷神像も祀られています。こんなお祀りのされ方は、ほかでは見たことがありません。ともかく、圧巻な光景ですよ。
立木観音

鳥追観音
(如法寺

仏都会津の祖・徳一さんが、千二百年前に、会津の西方浄土として創建した、観音霊場です。 御本尊鳥追聖観音はかの行基菩薩の御作とされ、衆生を導いてこの世の寿命を全うさせ、あの世は西方浄土の阿弥陀仏の世界へ安楽往生させるという御誓願と、子授け・安産・子育て・厄除け・健康・長寿の広大無辺なご利益があります。珍しい東西向拝口の御堂には左勘五郎作「隠れ三猿」の彫刻もあります。
鳥追観音



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