晩秋にお勧め
青梅の名刹と御嶽渓谷の紅葉
2007年11月21日の御嶽渓谷。見ごろはあと一週間ほどということでした |
その時の写真はこの記事の後半に出てくるので、前半の青梅の寺に関しては「ああ、ここも秋に行ったらさぞきれいなんだろうな」と思いながらお読みください。後半の写真は、けっして期待を裏切りませんからね~。
おまけに記事の最後には、東京の銘酒、澤乃井の試飲にご招待します。と言っても、写真を見るだけで飲めるわけではありませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。
青梅には名刹古刹が多い
青梅駅周辺にも、金剛寺や梅岩寺などがありますが、今回ご案内するのは、河辺という駅からバスもしくは徒歩で行く塩船観音寺と、東青梅の駅から行く天寧寺です。この二つの寺の間はおよそ三キロと、何とか歩ける距離ですし、途中に立ち寄れる寺もいくつかあるので、元気者は歩いてください。青梅の天寧寺の山門。東京都内にも、こんな立派な建物を持つ寺がある! |
青梅は歴史が古く、とりわけ、今回ご案内する塩船観音寺と天寧寺には、東京都内では屈指の美しい建物があります。開帳日が限られていたり、もしくは事前にお願いしておく必要があったりして、いつ行っても見られるわけではないが、仏像もなかなか優れていまです。
周辺はごく普通の住宅地ですが、お寺そのものは鎌倉レベルの見ごたえがあり、境内も広く、雰囲気もたいへんよいです。神社仏閣マニアはとかく東京の寺をナメがちですが、わたしは声を大にして言いたい!騙されたと思って塩船観音寺と天寧寺に行ってごらん。
●最初にご案内するのは人魚伝説の寺、塩船観音寺です。昔々、人魚の肉を食べて不老不死の命を手に入れた美女がいました。この続きは次のページで!