平野屋さんでは、
お菓子とお茶もいただけます
平野屋は時代劇に出てきそうな建物 |
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しかし高級な鮎料理は、当然のことながら、わたしには手が出ません。ならばここで何を食べるか。それは「しんこ」というお米の粉で作ったお菓子です。素朴なものながら、黒砂糖と黄な粉をまぶして食べると、めっぽうウマイ。
その上お抹茶と桜湯までついてくる、ということで、わたしは、奥嵯峨野歩きのときは、必ずここに寄って、店の前の緋毛氈を敷いた縁台で、ゆっくりお茶することにしています。お料理は11時半からですが、お菓子なら9時ごろからいただけるのも嬉しいですね。
しんこは右上。京都の伝統的なお菓子だが、最近では、珍しくなりつつあるようだ |
写真は一本上の
道から撮るのがお約束
内部にも江戸時代のような雰囲気が漂います |
外側もむろん素晴らしく、ここだけ見ていると、中からふいに江戸の旅人が出てきそうです。写真を撮りたい方は、一本上にある道路から見下ろすアングルがベスト。もみじの枝が立派な屋根に重なり、名カメラマンの気分でシャッターを押せます。紅葉シーズンのここの風景は、カレンダーや写真集で、誰でも一度は見たことがあるはず。でも、若々しい青いもみじも十分に美しいですよ。
上の道からもみじ越しに見下ろしたアングルがベスト |
次のページはもうひとつの念仏寺、化野念仏寺に行きます。こちらにも石仏が無数に並んでいます。しかし、明るい愛宕念仏寺とは根本的にコンセプトが異なっていますが、そのわけは???