実光院のお庭は歩けます
宝泉院の庭園は、建物内から眺めるだけですが、お隣の実光院の庭園は、建物から出てお庭をそぞろ歩くこともできます。建物内から眺める庭園は、ある角度から見たときに美しいように計算されていますが、歩ける庭園は、小さな植物があちこちに配され、どこから見ても美しいようにという気配りを感じます。実光院の庭園は、建物内から眺めてよし、歩いてよし |
山野草が可憐です
山野草とは、高原や低山に自生する花の咲く草のことで、西洋風の華やかな花とくらべると、色も形も控えめで、いかにも日本的な感じです。大原は山がちな場所なので、京都市内では見られない山野草がいろいろ育ち、庭園内に可憐な風景を作り出しています。ホウチャクソウ 「宝鐸草」と書きます。宝鐸というのは、お寺の軒先にぶら下げる大きな風鈴のような もののことです。 |
ヒメシャガ 一般的なシャガにくらべると花が小さく紫色が濃い |
フタリシズカ 名前の由来は、静御前とその亡霊の舞姿にたとえたものとか。 |
オダマキ うつむき加減の姿が愛らしいです |
実光院も抹茶とお菓子つきです |
・所在地:京都府京都市左京区大原勝林院町
・交通・アクセス:JR京都駅→京都バス大原行きで1時間、または京阪電気鉄道三条駅→京都バス大原行きで40分、バス停:大原下車、徒歩15分
・地図:Yahoo!地図情報
・拝観料 600円(抹茶とお菓子つき)
●大原は京都市内から遠いので、ゆっくり庭園を楽しみたい場合は、大原にいくつかある宿泊施設に泊まることをお勧めします。
民宿もよいですが、特にお勧めしたいのは、三千院の近くにある浄蓮華院というお寺の宿坊です。それに関する情報は、京都の人気スポット、大原で宿坊に泊まるもごらんください。
●京都には、その他にも、泊まれるお寺(宿坊)があります。それに関する情報は、 京都で宿坊(お寺の宿泊施設)に泊まるもごらんください。
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