レイカーズの主役はやっぱりコービー!
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コービのプレーを応援に来る人たちでスタジアムは満席。 |
レイカーズのスター選手、コービー・ブライアントの手にボールが渡ると、ファンたちは一斉に「エム・ブイ・ピー(MVP)」と叫びます。MVPとはMost Valuable Player、最優秀選手のことで、レギュラーシーズンに最も活躍した選手にスポーツメディアから与えられる賞です。コービーの2度目のMVP授賞を賞賛してファンが叫ぶMVPコールは、相手チームを威嚇するためでもあります。
更に、ハーフタイムが終わり後半戦になると相手チームのゴール後ろに座る観客にはClapperという1対の細長い風船の様な小道具が配られます。観客たちは、相手チームのフリースローの気を散らすため、Clapperを打ち鳴らしながら「Booo!」と言って野次を飛ばします。
セレブ色も濃く、エンタメも一流
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エンタメの目玉レイカーズガールズたちはきらびやかな衣装で何度も登場 |
ハリウッドに近いステープルスセンターはセレブが訪れることで有名。特に熱狂的なレイカーズファンとして知られるのは、ジャック・ニコルソンやデンゼル・ワシントン、ダスティン・ホフマンなど。特に、ジャック・ニコルソンは最前列のど真ん中に常に陣取って(?)います。レイカーズ戦でセレブを見たい!という方は双眼鏡やオペラグラスを持って行くと良いかもしれませんね。
1試合に4、5回登場するレイカーズ・ガールズたちは、エンターテイメントの目玉。毎回違うきらびやかな衣装に着替えて、流行りの曲に合わせて踊ります。同じ衣装でも人種は実に多種多様。人種の坩堝と呼ばれるロサンゼルスの特徴をよく表しています。
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スクリーンに映ると観客たちは思わず照れ笑い。 |
その他、電光掲示板を使ったエンタメも充実。一番人気は「Kiss Me」。カメラが捕らえたカップルは、口づけを交わすよう、周りからプレッシャーをかけられます。ぼーっとしている観客が、自分の姿をスクリーン上に見つけ、慌ててパートナーや友達にキスをする姿はとても可笑しく、スタジアム全体が爆笑の渦に巻き込まれます。老夫婦や子どものキスは可愛くて、白熱している試合中でも一瞬にして和やかなムードになります。
もし、カメラが向けられたら、恥ずかしがらずに友達でも家族でもキスを送りましょう。もちろん投げキッスでも構いません。
<関連サイト>
ロサンゼルス・レイカーズ公式サイト(英語) NBA公式サイト(日本語)