2005年に発売された15周年特集版、DVD『プリティー・ウーマン』 |
15年以上経った現在も女性に絶大の人気を誇るこの映画の舞台は、ロサンゼルスきっての高級住宅地、ビバリーヒルズ。ジュリア・ロバーツ扮するビビアンがショッピングを楽しんだ大通り、ビビアンとエドワード(リチャード・ギア)が1週間を過ごしたホテル、そして感動のエンディングに登場する建物……。
あらすじを交えながら実際に撮影に使用されたスポットをご紹介していきます。ビビアンになりきって、ビバリーヒルズでの豪華絢爛で優雅な日々を体験しましょう!
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2人が出会ったハリウッド大通り
ハリウッド大通りにあるウォーク・オブ・フェイムはロサンゼルスでも有数の観光名所。 |
このウォーク・オブ・フェイムは、映画や音楽、テレビ・ラジオ、舞台で活躍したセレブリティを賞賛するために設けられたもの。トップクラスの成功を収めた人の名前が5Kmほどの歩道に星型のプレートと共に彫られています。現在も、毎年星の数は増え続けており、追加のセレモニーには本人も参加します。ここに名前が刻まれることは、ハリウッド・スターとして殿堂入りを果たしたという証で、セレブリティたちにとって非常に名誉なこと。現在、2000を超える星の数があります。
映画の中で、ウォーク・オブ・フェイムが登場するこんな場面を覚えていますか? ビビアンとキットが、他のコールガールと縄張り争いをするシーンです。
キット「歩道のこの星を見て。ドン・アメチーからロイ・ロジャースの星までが私とビビアンの仕事場。だからどいてちょうだいよ」
他のコールガール「ちょっと休んでいただけじゃない」
キット「モンティ・ホールか、デブラ・パジェットの星の上で休んでちょうだい。あなたに調度いいわよ」
星が刻まれている場所によって、客引きに人気の場所が分かれていたんですね。このウォーク・オブ・フェイム、ロサンゼルスへ滞在するなら是非訪れてみてください。おなじみのスターや監督、ミュージシャンの名前にきっと出会えるはずです。
⇒次のページでは、超エレガントなホテルと憧れのショッピング街に訪れます。