昔は葬具屋さんだった

高齢化社会をむかえ、葬儀社間の競争が激化しています。スタッフの教育に力を入れる会社が増えてきました。
高齢化社会をむかえ、葬儀社間の競争が激化しています。スタッフの教育に力を入れる会社が増えてきました。
葬儀社の歴史は、葬具の貸し出し&販売からスタートしています。もともと葬儀は地域共同体で行うものでしたので、現在のようなサービス業的な役割は求められていませんでした。

しかし、戦後になって葬儀の運営主体であった地域共同体の結束が失われていくにしたがって、葬儀社は葬具提供業から運営サポートを行う葬祭サービス業へ転換する必要性がでてきました。

昭和40年代半ば、葬儀専門業者の集まりである全葬連は、全国の組織化をすすめるとともに、「葬祭サービス業」を標榜するようになりますが、その頃の葬儀サービスのレベルは、「サービス業」といっても他業種と比べると決して誇れるものではありませんでした。

サービスの質が重要視されるようになったのは90年代に入ってから。身だしなみやマナー教育が行われるようになり、女性セレモニースタッフが急増。さらに景気低迷で人材確保が容易であった時代も後押しし、ホテルや旅行業界などサービス産業から人が流れてきました。このようなサービスに対する意識の高まりは全国的に広がり、今や他のサービス産業をも超える質を維持している葬儀社も増えています。

次ページでは、現場スタッフの仕事内容についてお伝えします。