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日本語で描くタイ人漫画家タム君知ってる?(2ページ目)

日本でもファンが急増中の”日本語で漫画を描くタイ人漫画家タム君”。素朴な絵から伝わる日本への強いメッセージを感じさせるタム君漫画の世界を覗いてみませんか?

執筆者:清水 千佳

「日本で初の長編漫画『ブランコ』が受け入れられて嬉しい

小学館から11月末に発売される最新作「ブランコ」3巻
現在、小学館のIKKIで連載している長編漫画『ブランコ』の3巻が2008年11月末に発売されます。池とお話ししたり、人の痛みを癒す力を持っている主人公ブランコという少女を中心に、少し不思議で暖かな世界が描かれています。一見、短篇集のようですが、一つ一つのストーリーがリンクしていき、曼陀羅の絵やパズルのように読み解いていく、という面白さにガイドもすっかりとりつかれました。

この連載が長編初めてというタムくん。「今までは短編集しか書いたことなかったから、不安だったよ。でも、今ではブランコと一緒にボクも成長しているような気がして楽しみながら描くことができるようになった。」とのこと。来日した10月中旬は日本各地でイベントが開催されましたが、「ブランコの3巻が待ち遠しい!」「ブランコの成長が気になる!」というファンが大勢訪れました。「日本でここまでブランコという作品が受け入れられるのは本当に嬉しい。」と聞いて、タイと日本が漫画というカルチャーを通して、つながることができるのだと実感できますよね。


似顔絵本も乞うご期待!

ガイドも似顔絵を描いてもらう。実物よりもずいぶんキレイに描いてもらいちょっと恥ずかしいかも
来日した際に、各地でイベントに訪れたファンの似顔絵をその場で描くというユニークなイベントが開催されました。渋谷カフェ・タベラ(UPLINK1階)ではタムくんに会いに来たファンで行列ができるほどでしたよ。「みんなにプレゼントした似顔絵をスキャンして送ってもらって、それを集めて似顔絵本にするんだよ。本を出したいっていう目標があるから描いてても楽しい。」とのこと。ガイドも描いてもらったので、いつか自分の似顔絵が本に掲載されるかもと思うと今からとても楽しみなのです。


<関連リンク>
  • ウィスット・ポンニミット(タムくん)の公式ウェブサイト

  • マンガが読めるweb・コロムビアミュージックエンタテインメント/デイリーコミック
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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