コロニアル調の車内は高級ホテルのような快適さ
列車は1972年に日本車輌と日立製作所によって造られたものを、東南アジアの気候などに合ったつくりに改造を重ね出来上がりました。車輌は全長400メートルにもおよび、グリーンとクリーム色の落ち着いた高級感を持つ外観は、オリエンタル・エクスプレスらしく堂々とした雰囲気をかもし出しています。ソファーがベッドに早変わり! 丁寧にベッドメイクをしてくれます。 |
東南アジアの旅を満喫するためのこだわりがここにある
ヨーロッパのオリエンタル・エクスプレスには無くて、東南アジアを走るオリエンタル・エクスプレスにだけあるものは、列車の最後尾のオブザベーション・カーと呼ばれる展望車です。この展望車は車輌の半分がオープンエアー、車輌の半分がエアコンの効いているシートになっています。なんと言っても東南アジアの列車の旅の醍醐味は、生い茂る熱帯植物や、素朴な暮らしぶりを垣間見ることができる村々の様子を眺めること。展望車では心地よい風を感じながら思う存分東南アジアの濃い空気、熱帯地帯独特の雰囲気を味わうことができるのです。
現地の人とのふれあいも列車の旅ならではの魅力。 |
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