必ずと言ってよいほど、パックツアーなどでもタイスキが食べられるレストランがコースに組み込まれています。タイスキはそれほど日本人の口にあうタイ料理ということなのでしょう。もちろんタイスキが好きなのは観光客だけではなく、タイ人も同じ。ショッピング・センターやデパートなどでタイスキの店を見かけないことはないほどです。中には行列までできているほどの人気店があるほど。今回はタイに行ったらぜひ訪れたいレストランとタイスキの「食べ方」をご紹介します。
有名チェーン店ならMKとコカ
タイスキ用の電気鍋。熱い鍋に冷たいタイビールがよくあう! |
タイ国内にある有名なタイスキのチェーン店はM.K.(エム・ケー)、コカ、テキサス、そしてチェーンではありませんが有名なのがカントン、の4つです。どの店も人気店だけあり、味の良さは確かですし、店の雰囲気も明るく入りやすいのでタイスキ初心者の人にはオススメの4店です。
店によって一番の違いでもあり特徴でもあるもの、それはタレです。どこの店もタイ料理らしく辛いのですが、味の特徴が異なります。例えば辛さの中にもタイ料理独特の甘味が強いタレだったり、逆に甘味は排除して辛さを強調しタレだったりするのです。つまり、店独自の秘伝のタレというものがあるということです。
タイで一番目にするタイスキのお店はM.K.(エム・ケー)でしょう。必ずと言っていいほどタイのデパートやショッピング・センターに入っていて、いつも地元のタイ人カップルや家族連れで賑わっています。値段もチェーン店展開している4つの中でも一番お手頃。2~3人で行って、1人200バーツ(約640円)~300バーツ(約960円)もあれば、お腹いっぱいになること間違いなしです。
魚介類などの食材を多く扱っていて、店の作りも高級感があるのがコカ。コカはタイスキとタイ料理のレストランチェーンとして日本にも支店があるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。タイのコカも、観光客だけではなく日本人駐在員の方たちに人気が高い店の1つです。店によっては個室もあるので、接待用として使っている方も多いようです。スリウォン通りにある本店(BTSサラデーン駅から徒歩7分)、スクンビット店(BTSアソーク駅から徒歩5分)、サイアム店(BTSサイアム駅から徒歩5分)がアクセスも良く足を運びやすいでしょう。
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■M.K.(エム・ケー)シーロム・コンプレックス店
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■コカ レストラン
地元タイ人に老舗タイスキ店として人気のカントン・テキサス
これが店によって味が違うタイスキのタレ。甘味が強いタレから辛さがきいているタレまで様々©エスニック大好き |
そして、店の名前が通りの通称(ソイ・テキサス:ソイとは小道のこと)になったほどタイでは有名なテキサス。現在タイ国内に6店舗ありますが、本店はチャイナタウン(ヤワラート)にあり、バンコクではこの1店舗のみ。場所がBTSや地下鉄などの駅が徒歩圏内にないため、タクシーで行くことをオススメします。具の種類も豊富で、値段もお手頃。ここのタレは他の店と比べてピリ辛なので、辛いタイ料理が大好き! という人にはオススメです。ちなみにガイドもタイスキのタレの中では、テキサスのタレが一番好みです。
あなたの好みにあったタイスキレストランをチョイスしてくださいね!
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■カントン
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■テキサス スキ
次のページでは、種類豊富なタイスキの具と食べ方についてご紹介します。