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都会の避暑地!? 西南杜の湖畔公園

今年6月にオープンした西南杜の湖畔公園。城南区干隈と梅林にまたがるこの公園は、名前にもあるように湖が園内にあり、湖面からの爽やかな風はとても気持ちがいい。そんな都会の避暑地を今回はご紹介。

執筆者:松尾 圭

福岡市の真ん中に水と緑が広がる憩いの公園が。福岡っていいとこです。
福岡市城南区に出来た、西南杜の湖畔公園。公園の名前に「西南」と付いているのは何故!? と思った方も多いと思います。実はここには早良区西新にある西南学院大学の神学部があって、その名残を残すために公園の名称に西南の文字が付いたのです。

ちょっとしたトリビアネタでしたが、それでは西南杜の湖畔公園をご紹介していきます。


西南杜の湖畔池は、3つの池が配置された憩いの場所

木陰が広がる保全林付近は、ちょっとひんやり感満載です。
取材に行った日は、気温35℃を超える猛暑日。青く澄み渡る空に入道雲と、夏の日を象徴するかのような日でした。そんな外に居るだけでも汗が吹き出てくる日、公園の第3駐車場に車を停め、湖畔の保全林沿いの日陰を歩けば、涼しげな風を感じ、日陰の部分ではとても過ごしやすく、猛暑日の午後ということを忘れさせてくれる雰囲気。夏のオアシス的で居心地のいい空間です。

第3駐車場は熊添池近くにある駐車場で、道沿いには涼しげな日陰が存在し、散歩コースとしても楽しげなエリアです。保全林からそよぐ風を感じながら南方面に向かうと芝生公園があり、緑のじゅうたんに寝転んで時間をゆっくりと過ごしたくなるそんな空間が広がっています。この季節、重要な場所である日陰も存分に点在しているので、読書など様々な楽しみ方が出来る場所ではないでしょうか。

芝生広場は広い空と緑のじゅうたんが鮮やか。
お気に入りの本や雑誌と、これまたお気に入りのドリンクを持って出かけてみたくなる西南杜の湖畔公園。湖畔と名前が付くとおり、公園は湖畔からの涼しい風を感じる事が出来るように、池を中心に芝生広場や施設が配置されています。

第3駐車場側は保全林があるため池を見ることは出来ませんが、芝生公園を過ぎて右折すると熊添池と熊本池の真ん中を走る歩道があり、その歩道を抜けて池を渡り更に右折すると熊添池湖畔の公園に着きます。そこは熊添池からの涼しくそして爽やかな風を感じ、ゆったりとしたひと時を過ごせる、そんな場所。木陰で池と青い空を眺めながら、何も考えたりせずに時間を過ごすのもちょっと贅沢な過ごし方かもしれません。


西南杜の湖畔公園の楽しみ方

天然芝が張られている野球場。これは嬉しい施設。
この西南杜の湖畔公園には、軟式野球場にテニス場、多用途に使用できるグランドがあったりと、その活用方法は様々。ここにあるグランドなどは、野球場の外野部分、グランド一面は天然芝が張ってあり、テニス場には水はけの良い砂入り人工芝が4面あります。多用途に使用できるグランドは、サッカーにラグビー、ソフトボールなど、用途によってその使い方は様々。

市はこれからも公園施設の充実を図るために整備を続けていくようなので、今後もどの様に変化していくか、非常に楽しみです。


西南杜の湖畔公園
・所在地:福岡市城南区七隈六丁目 外
・電話:092-863-7929 
・利用時間:4~9月 9:00~19:00  10~3月 9:00~17:00
・施設料金:球技場\3600円(2時間以内) 軟式野球場\3000(2時間以内)
・施設予約:管理事務所or市公共施設案内予約システム
・アクセス:福岡市営地下鉄七隈線・梅林駅より徒歩約5分
・地図:「Yahoo! 地図情報」











※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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