伝統の胃腸の湯を満喫する宿泊者専用内湯
峩々温泉といえば胃腸の名湯であり、横になって竹の筒で熱い湯をお腹に掛ける入浴法が有名。その伝統はきちんと継続されていました。客室に案内された時、この入浴法の説明もあったのですが、お湯を掛けることを強調されたせいか、逆に熱いので浸かる湯ではないと示唆された気がする程でした。
実際かなり熱い湯で、最初は湯船の横に寝るのも辛いと感じる程。しかし、結構慣れるもので、寝不足であったこともあって寝てしまいました。温い湯で寝てしまうことはありますが、こんなに熱い湯が背中を流れている状態で寝てしまうとは、自分でも驚きました。
もう一方の湯船がかなり温いので、熱めの湯が好きな私にはもの足りません。思い切って熱い湯船に浸かってみると、浸かれない温度ではありませんでした。しかし、調子に乗って長湯したら、後で汗がまったく引かず大変なことになってしまいました。控えめに浸かることをお勧めします。
宿泊者専用浴場は源泉の近くにあり、引湯距離が短いせいか、日帰り可能エリアの湯よりも、一段と湯の良さを感じることが出来ました。