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青荷温泉でランプの宿の滞在を楽しもう!~青森県~(2ページ目)

青荷温泉(青森県黒石市)はランプの宿として知られる八甲田の一軒宿の秘湯。その風情と湯の素晴らしさは、日帰り入浴でも十分わかります。しかし、当然ですが、この宿の真価はランプと共に過ごす宿泊でこそ発揮されます。今回は青荷温泉に宿泊して、ランプと共に過ごす滞在を、満喫する方法を紹介します!

必要にして十分な客室はシンプルさが良い

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青荷温泉
電灯はもちろんコンセントも無い。フル充電で訪問を
今回泊まったのは、本館川側の一階の客室でした。外の緑も、対岸の離れの施設群も望める部屋でした。内装もシンプルながら端正で好印象。備品も必要にして十分。特に、部屋に鍵が無いので、部屋に備え付けの金庫は必需品です。

他の宿と違うのはランプの宿ですので、電灯が無いことです。代わりに、ランプを吊り下げる金具があり、珍しいので見入ってしまいます。大して複雑な形状ではないのですが、普段見慣れないせいか、いくら見ていても飽きません。まだ肝心のランプが来ていないのに、見飽きないのですから、普通とは異なる経験がいかに貴重かということです。

電灯が無いこということは、当然ですがコンセントも無いということです。前日に泊まった宿で、デジカメやヒゲ剃りの充電をフルにしておいたのですが、それでもやはり不安です。正直に言って、ランプよりもコンセントが無いという事実の方が、私にはカルチャーショックでした。それだけ現代人は電気を必要とし、その状態に慣れてしまうことで、ある意味では毒されているのだと思い知りました。

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