いつでも入れる露天風呂!松ヶ下雅湯
干潮満潮に左右される、海中温泉が多い式根島では、潮位を考えずに入れる松ヶ下雅湯は、大変に有難い存在。 |
松ヶ下雅湯には照明もあり、夜でも入れる。満月の夜は、墨絵のような美しさ。※写真はクリックで拡大。 |
写真の右手奥に、さらに二つの湯船があり、そこが適温でした。しかし、素晴らしい海中温泉ばかり入ったので、足付漁港を眺めながら浸かる露天風呂は、ちょっと平凡な感じも受けました。だからこそ、上の大きな写真の風情が素晴らしい部分に浸かりたかったのですが、夏は大変に熱くて浸かることが出来ず残念でした。
松ヶ下雅湯は夜でも入れると聞いていたので、夜も行ってみました。照明は意外な程控えめで、満月の夜だったので月明かりが墨絵のようでした。
入り時が難しい?足付温泉
冬は干潮時でないと、温くて入れない足付温泉。しかし、夏は満潮時でも入れる程。満潮の方が湯も満ちて、景観も美しい。※写真はクリックで拡大。 |
干潮と満潮の中間が良いという話も聞いたので、夜に松ヶ下雅湯に行った時に、足付温泉にも行ってみました。念のため、懐中電灯は持参したのですが、松ヶ下雅湯よりもさらに暗いながら、一応照明もありました。しかし、ほぼ真っ暗で、写真も撮れない程。男性が二人入浴していたので期待すると、やはり適温になっており、最初は非常に気持ち良く入浴出来ました。
しかし、すぐに蚊が非常に多い事に気付きました。足付温泉は重曹泉とされていますが、炭酸も含有していて、それが蚊を引き寄せているのではと推測しました。なぜなら、より明るい松ヶ下雅湯では、蚊が全く気にならず、明らかに何かが違うとしか思えなかったからです。右手前の湯船は源泉の噴出も多いらしく、より熱いのですが、そこには蚊も密集しており、やはり源泉と蚊に因果関係があると思われました。ともかく、夏の夜の足付温泉は蚊が多いのでお勧め出来ません。
翌日、昼間の満潮時に再度行ってみました。地鉈温泉で火照った体で、山道を足付温泉まで直接下って来たので、満潮によって温くなっているのは、大歓迎でした。しかし、予想以上に温度があって、山道を下って来た身には温か過ぎる程。右手前の湯船は、温泉として普通に入れる温度と思いました。
→次ページでは、釜の下海中温泉など、マニアックな海中温泉を紹介します!>>>