【目次:中学生のノートの取り方のコツ】
- ノートの書き方3原則:まずは仕切りの線がポイント!
- 内申が良くならないのはノートの取り方が原因かも?
- 色ペンやマーカー、囲み線で強調して見やすいノートを書こう
- 社会や理科のノートの取り方、図やイラストもかこう
ノートの書き方3原則:まずは仕切りの線がポイント!
まずは、ノートの書き方・取り方の原則は、仕切りの線、適度な余白、使う色の3つです。- 仕切りの線を入れ、日付、見出し、ページ数、問題番号を書く
- 丁寧な字で、適度にスペースを空け、見やすく書く
- 使う色は、2色のペン(赤・青)と1色のマーカーまで、色を使いすぎない
仕切の線がポイント!評価が高いノートの書き方・取り方で内申点を上げよう
目立つように見出しは青ペンで書いておくと良いでしょう。また、ノートの左端1~2センチくらいのところに仕切りの線を引き、そこにページ数や問題番号を書くととても見やすくなります。
2つ目は、丁寧な字で書くことはもちろんですが、適度にスペースを空けて書くことも重要です。問題演習用のノートならば、大問ごとに1行空けるなど、見やすさを意識しましょう。
3つ目は、強調のために色ペンを使う場合は、赤、青、黄の3色までにしましょう。それ以上色を使うと、せっかく強調した部分が見づらくなってしまいます。ピンク、紫、緑など、やたらと色ペンを使いたがる子がいますが、カラフルなノート=良いノートではないので注意しましょう。
その他、表の線、仕切りの線、重要語句を囲う線などは必ず定規を使うようにしましょう。
内申が上がらないのは、ノートの取り方が原因かも?
現在の通知表は、テストの点数だけで評定(内申点)が決まるわけではありません。授業態度、そして問題集やノート類などの提出物も評価の対象になっています。テストの点数が良いのに思ったほど内申点が良くない場合は、問題集やノートの書き方が原因の場合もあります。そうでないケースでも改善してみる余地はありそうです。
丁寧に書いてあって、見やすいノートであることは大前提。高い評価がもらえるノートの取り方とは、さらに「独自の工夫」がなされているノートです。
数学では、計算問題ならその過程(途中の式)が書いてあることや、図形の問題や文章題なら図表が書いてあることが重要。 問題集への取り組みが劇的に良くなるウラ技の一つに、丸付けの仕方があります。丸が答えにかからないように横にうったり、いっそうのこと問題番号に丸をうってみましょう。こうすると、丸の位置がそろってきれいに見えます。もちろん、丁寧に丸を書くことも重要です。
色ペンやマーカー、囲み線で強調して見やすいノートを書こう!
英語では、まず適度に行間をあけることを心がけましょう。見出し、ポイントになるところは赤ペンで書き、それ以外の重要なところは青ペンを使うなど、色を使い分けると良いでしょう。また、黒板に書いてないことでも、「to do(=~すること)」が自分で重要だと思ったら、進んでノートに書き込みましょう。その際、マーカーで囲っておくとより強調できます。 このように独自の工夫が凝らしてあるノートの取り方だと評価が高くなります。
社会や理科のノート取り方、図やイラストもかこう!
その他の教科でも、例えば社会なら地図、理科なら実験器具など、文字だけでなく図表やイラストもあわせて書いておくと、見やすくてわかりやすいノートに仕上がります。 上手なノートの書き方は、理解度アップ、内申アップにもつながりますから、まさに一石二鳥です。詳しくはガイドの著書『おもしろいほど成績が上がる中学生の「間違い直し勉強法」増補改訂版(エール出版)』が参考になると思います。早速、お子さんにアドバイスしてみてください。
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