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早稲田の附属中学(早稲田・早実)徹底研究(2ページ目)

早稲田の附属校・系属校中学である早稲田、早実を徹底比較研究します。「基本データ・教育の特徴」「進学実績」「入試結果・偏差値」「募集要項・選抜方法」「学費」で、早稲田・早実の2校を徹底比較研究します。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

早稲田の系属中学(早稲田・早実)併設高校の進学実績

早稲田中の場合、東大合格実績が毎年2ケタと超進学校
早稲田高校の場合、08年3月卒業生304名の内、165名と54.3%が早稲田大学へ推薦入学。毎年、東大の合格者が2ケタの実績を掲げ、慶應は約30名となります。早稲田大学へ推薦合格者(約50%)を含めて、毎年約75%の現役進学率を誇る進学校です。

早稲田中学校(男子校)

■高校の12年3月卒業生306名のうち、155名(進学率50%)が早稲田大学へ進学。
(政経 20名、法 15名、文 10名、教育 20名、商 14名、基幹理工 14名、創造理工 9名、先進理工 14名、社会 15名、人間 8名、スポーツ 4名、国際教養 2名、文化構想 10名)が推薦合格。

■12年度大学合格実績
東大:   23名( 14名)
一橋:   13名( 10名)
東工大:  12名(  9名)
北海道大  6名(   3名)
早稲田: 251名(235名)
慶應:     34名(  35名)
上智:   10名(  12名)
※( )内の数字は前年度。浪人の合格者数を含む。また、早稲田の合格実績数は、推薦合格者155名に96名の一般受験合格者数を併せた数字

■早稲田大学へ推薦条件:高校3年間の7つの教科・教科群(「国語」「地歴・公民」「数学」「理科」「保体」「英語」「芸術・家庭・情報」)に評価平均値が4.0未満の教科・教科群がないこと(10段階評価) 。その他出席状況が良好であることなどの基準を満たしていれば、志望順に最大5つの学部を希望できる。推薦入学希望者が大学・学部から指定される推薦枠を超えている場合は、高校3年間の成績と高3の総合学力試験(2回)の成績により、上位順に決定。

■被推薦権の保留:不可

早稲田実業学校中等部(共学校)

早稲田大学の系属校として初の男女共学校。早稲田の地にあった当初は、約85%の早稲田大学への進学率。国分寺に移転し、商業科を廃止。また、今、現在の早稲田大学への進学率はほぼ100%。政治経済学部へ45名(11.3%)や(基幹・創造・先進)理工学部へ88名(22.1%)と、看板学部への推薦進学実績は、以前より高くなっています。

■高等部の12年3月卒業生405名のうち、398名(進学率98.2%)が早稲田大学へ進学。
(政経 45名、法 33名、文化構想 30名、文 15名、教育 67名、商 50名、基幹理工 34名、創造理工 24名、先進理工 30名、社会 50名、人間 1名、スポーツ 5名、国際教養 14名)が推薦合格

■早稲田大学へ推薦条件:成績上位の生徒から希望の学部・学科へ進学。税額字の成績と人物の評価などを総合的に判断して決定。

■被推薦権の保留:不可

次ページは早稲田の系属中2校(早稲田・早実)の「入試結果・偏差値について」徹底比較研究
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