慶應義塾のシンボルマークはペンマークと呼ばれ、「CALAMVS GLADIO FORTIOR (ペンは剣よりも強し)」をモチーフにしたもの。
2008年度中高一貫校の東大合格ランキング」に引き続き、陸の王者 慶應義塾大学(以下、慶應大)の2008年度合格実績をご紹介します。ここでは慶應義塾普通部・中等部・湘南藤沢中等部からの内部進学実績を除く、中高一貫校の合格者数・合格率・医学部合格者数ランキングをご紹介します。

慶應義塾大学とは

慶應義塾は、福澤諭吉が江戸築地鉄砲洲(現在の東京都中央区明石町)に開いた蘭学塾に端を発しています。1867年に購入しておいた芝新銭座(現在の港区浜松町)の有馬家控屋敷跡に移転、この年が慶應4年であったことから慶應義塾と改称しました。

なお「義塾」は英国の「public school」の訳語と言われています。第二次世界大戦前には「早稲田の政治、駿河台(中央大)の法学、白山(東洋大)の哲学」などと並んで「三田の理財」とも称され、経済学部が有名です。卒業生が組織する「三田会」(慶應義塾大学の卒業生による同窓組織。現在各種三田会総数は865団体あり、約28万人の塾員[卒業生]の多くがこうした三田会に所属している)の存在や、その時々の権勢を背景にした実業家を多く輩出しています。

慶應義塾の塾訓は「独立自尊」。校風は「実学」に価値を置く伝統があり、愛好心と結束力が強く、合理主義的な考えも合わせもつといわれます。キャンパスは三田(東京都港区)、日吉(神奈川県横浜市港北区)、信濃町(東京都新宿区)、矢上(横浜市港北区)、湘南藤沢(神奈川県藤沢市)に展開。

スクールカラーは紺赤紺の並びの組み合わせで、塾旗は二種三色の色使いであることから「三色旗」とも呼ばれています。シンボルマークは「ペンマーク」と呼ばれ、二つのペンを右を上にして交差させた「CALAMVS GLADIO FORTIOR (ペンは剣よりも強し)」をモチーフとしたマークです。

歴史と伝統のある慶應義塾大学ですが、2008年4月に慶應大と共立薬科大学とが合併し、慶應義塾大学に新しく薬学部と大学院薬学研究科が設置されます。慶應義塾大学にとっては、既存の医学部、看護医療学部に薬学部、薬学研究科が加わることにより、同大学の医療分野の教育、研究の一層の充実をはかることができます。

学部と募集定員は以下の通り ※()内は募集定員

■文学部(580名)
■経済学部(750名)
■法学部(560名)
■商学部(700名)
■医学部(60名)
■理工学部(650名)
■総合政策学部(275名)
■環境情報学部(275名)
■看護医療学部(70名)
■薬学部(170名)

上記の募集定員以外に、附属の「慶應義塾高校」から約700名、「慶應義塾女子高校」から約200名、「慶應義塾志木高校」から約240名、「慶應義塾湘南藤沢高等部」から約200名が例年内部進学しています。

慶應義塾大学の学生総数は約28,000名。男女比は6:4となっています。

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