2005年、ワースト映画賞として知られるゴールデン・ラズベリー賞(通称ラジー賞)で、最低男優賞を受賞した米ブッシュ大統領。米国の政界を痛烈に批判したマイケル・ムーア監督の『華氏911』で、図らずも映画デビューを果たした大統領が先月、ファンの要望に応えてか、またもや名演技を披露してくれました。
瓜二つ? ブッシュ大統領 vs ミスター・プレジデント
肩をゆすって笑うしぐさなど、研究しつくされたミスター・プレジデントの芸当は必見! |
この偽ブッシュは、スティーブ・ブリッジスさんというimpersonators(ものまねのプロフェッショナル。look-alikeとも)。ブッシュ大統領のものまねでは「ミスター・プレジデント」と親しまれ、アメリカではTVやセミナーにひっぱりだこの大人気エンターテイナーなのです。
同パーティーで夢のスピーチ共演を果たした両大統領は、低迷するブッシュ政権の支持率に触れるのはもちろんのこと、核の拡散(nuclear proliferation)をnukear proliberation(核兵器の解放/nukearはnuclearのスラング)と言ったり、インターセッショナル会合(intercessional contact)をintersexual conduct(性的な行為)と間違えてみせたり、迷語録行きまっしぐらの失言を連発。世界の関心事をパロディーにした何をも恐れぬ姿を囲み、会場は記者団の大きな笑いに包まれました。あまりにおかしい2人のスピーチ、みなさんとシェアできればと思い、次ページに一部翻訳してみました。Wブッシュもといダブル大統領のジョークをお楽しみください!
>> 本物&そっくりさん対決! Wブッシュ大統領の爆笑スピーチへ