古新聞を使ってエコ掃除……新聞紙が大活躍!
古新聞を使ってエコ掃除!
コピー用紙などの紙と違って、新聞紙は表面にコーティング加工がしていないため、吸湿・防臭性に優れていて、インクに含まれる油分が水と交わると、界面活性剤の役割を果たすので、汚れを落とすことが出来るんです。
今回は、古新聞のエコな使い方をご紹介します。
キッチンで古新聞をエコに使おう
古新聞1ページを4つ切りにしたものを、キッチンなどよく使う場所にカゴなどにまとめてストックしておくと、スッと取り出せて便利です。キッチンではさまざまな用途に使うことが出来ます。生ゴミは、三角コーナーなどに放置しておくと濡れて腐敗し、臭くなったり水切りも大変です。野菜などは、ストックしておいた古新聞をサッと広げて、その上で皮をむき、くるんで捨てます。
コーティングしていない古新聞は匂いも吸い取るため、生ゴミの嫌な匂いも軽減し、濡らさないので水漏れも起こりません。さらに、三角コーナーや排水溝のゴミ受けに溜まった生ゴミも、よく絞ってから古新聞でくるみ、ポリ袋等に入れて捨てれば、匂いや水漏れもだいぶ違います。
ソースなどの調味料で汚れたお皿やフライパンを、そのまま洗うと、排水が汚れるし、スポンジも汚れます。まず、ストックした古新聞で汚れをぬぐってから、お皿洗いするようにすると、汚れ落ちも良くて水の節約になります。
カビの発生やゴキブリ出現など、汚しておくと気になるシンク周りは、1日の終わりにアクリルタワシなどでキレイに洗ってから、古新聞を丸めたもので、シンクを擦って水分を吸い取り、ピカピカに磨き上げましょう。乾燥させることで清潔なシンクを保つことが出来ます。
キッチン以外でも古新聞は活躍
●窓掃除に窓の掃除は、タオルなどで拭くと繊維がついてしまってかえって汚く見えてしまったりしますよね。水を入れたスプレーボトルで霧吹きするなどして濡らした窓を、丸めた古新聞でこすって汚れを落とし、乾いた古新聞で再度こすると、印刷のインクに含まれる油分が窓をピカピカにします。繊維残りもなくてキレイに仕上がりますよ。
湯あかが浮いてしまったお風呂のお湯も、古新聞で簡単に湯あかを取ることが出来ます。古新聞を1枚湯船の上に浮かべると、浮いた汚れが取れ、沸かしなおしが出来るので、節水になります。
タンスなどの引き出しの底に古新聞を敷いておくと、湿気を取ってくれるので、衣類のカビを防ぐことが出来、さらに刷りたての新聞紙なら、印刷インクの匂いが虫をよせつけないので、防虫にもなります。
結露の多い窓には、夜のうちに、古新聞を貼っておきます。そうすると、吸湿性のある新聞紙は、ぐんぐん結露を吸い取ってくれます。翌朝、水分を吸った新聞紙は捨てるか、または屋外に干して、再度使います。
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