家事/エコ家事の方法

ピンクッションの作り方……コーヒーかすで作る針刺し

コーヒー豆を挽いてパウダー状にしたコーヒーパウダーをお飲みの方にぜひ作ってほしい、さび止め効果のある針刺しの作り方をご紹介いたします。縫ったりしなくても簡単に出来るし、キノコみたいで可愛いピンクッション! 図解つきです。

執筆者:立石 絹子

コーヒーかすで作るピンクッションの作り方

コーヒーかすで作るピンクッションの作り方

さび止め効果!コーヒーかすで作る針刺し

 
 
寒~い外から帰って来たら、アツアツの淹れ立てコーヒーを飲みたくなるそんな時期ですね。

コーヒーメーカーやペーパードリップで淹れるコーヒーは美味しいけど、溶かすだけのインスタントコーヒーと違って、毎回ゴミが出てしまうのがつらいところ。

乾燥させたコーヒーかすは、脱臭効果に優れているので脱臭剤として使ったり、タバコの吸殻の匂いを消すために灰皿に入れたり、生ゴミの匂い対策として三角コーナーに撒いたり…肥料として植木鉢に撒いたりすることも出来る優れものです。そのまま捨てるのはもったいない!

コーヒーには酸化防止の効果もあるようで、刃物類のさび止めにも使えるそう。

今回は、コーヒーかすで作る簡単で可愛い『針刺し』を一緒に作りましょう!直径3,4センチの小さな針刺しはインテリアにもなりますよ!
 

材料

 
●乾燥させたコーヒーかす
●10cm四方ほどの布(ニット素材が良い)
●ペットボトルのキャップ(ふた)
●麻のひも(荷作り用のでOK)
●木工用ボンド
●輪ゴム
●両面テープ
 
布はトレーナーやTシャツなどの分厚い素材が良いです。色々試してみたところ、薄いサテン地のような生地だと、針を刺したり抜いたりしていると、生地に穴が開いてコーヒーかすがこぼれてきてしまいます。着れなくなったトレーナーでリメイクするのも良いと思います。(黒・灰色の針刺しは子供の着古したトレーナーから切り取ってリメイクしました。

麻ひもは、100円ショップで3個105円のものを使っています。
 

図解つきピンクッション作り方

 
(1)まずペットボトルのキャップの底(丸い部分)に両面テープをまんべんなく貼りつけ、そこに麻ひもでグルグルと渦巻き状に巻いていきます。
 
 
(2)底が巻き終わったら、側面に両面テープをグルッと1周貼り付け、そこにも麻ひもを巻いていきます。

左の親指で押さえながら、右手で少しヒモを引っ張りながら巻きつけていくと、隙間なく巻けます。
 
 
(3)内側にも少し入り込むように麻ひもを巻いて、巻き終わったらハサミでひもの端を切り、端をボンドでとめます。

ここで、底の中心の巻き始め部分も、ボンドでとめておくとほつれません。
 
 
(4)10cm四方ほどの布に、乾燥させておいたコーヒーかすを入れます。

一回口を絞ってみて、丸く団子状にしたものが直径3~4センチになっていればOK。足りないようならコーヒーかすを足します。
 
 
(5)口を絞って、隙間が開いて中身がこぼれないように注意しながら、輪ゴムで口を留めます。
 
 
(6)口の部分の要らない布端はハサミで切り取り、ボンドをタップリ塗っておきます。
 
 
(7)麻ひもを巻いたペットボトルのキャップの口部分(ふち)に、ボンドをタップリ塗ります。
 
 
(8)コーヒーかすを入れた袋の口部分を、キャップの中に詰め込み、ふちのボンドでシッカリ留まるように、手で押さえ、親指でぐいぐい中に押し込み、キレイな円形を作れたら完成です!!
 

 
 
実際の使い勝手も小ぶりで使いやすいですし、針も錆びません。インテリアとして飾っておいてもおしゃれです。

底の部分に手首サイズの布を縫いつけ、腕輪のようにすることも出来ます。縫い物のときにつければ、針をいちいち探す手間も省けます。

コーヒーかすに直接触れるわけではないので、衛生的に気にならなければ、お友達へのプレゼントにもいいと思います。

捨てるものにも愛着を持ってみれば、リサイクルの精神が生まれます。あなたもオシャレでエコなリサイクル生活を楽しんでくださいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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