家事/エコ家事の方法

ゴミを小さくする方法!分別・減らす・小さくするで節約にも

ゴミの分別はきちんとしていますか?エコロジーの意識が高まった現在では、半透明のゴミ袋の外から分別していないゴミが見つかることも……。今回はゴミを小さくする方法・減らす方法・きちんと分別する方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

執筆者:立石 絹子

ごみはきちんと捨てましょう

ゴミを小さくする方法

ゴミを小さくする方法

エコ&ロハスを心がけて生活していると、ゴミの分別は必須条件として日頃当たり前のようにやるようになり、手間だと思ったり面倒だと思ったりするようなこともなくなってきます。でも他のお宅に伺って分別のやり方を見たり、ゴミ集積所の半透明のゴミ袋の中身が見えると、意外ときちんと分別している人というのは少ないんだなぁと思います。例えばアメの入っている2cmほどの小さなプラの袋まで分別しているのを見て「すごい」と言われてしまう現状…。神経質にさえ感じられてしまうような状況です。

ゴミの分別は神経質でやっているのではなく、環境のため、ひいては自分のためになることだし、アメの入っている袋ひとつでも、可燃ゴミに捨てると「気持ち悪い」と思いませんか?エコライフのキーワードは「気持ち悪い」ではないかとさえ思います。「何が入っているか判らないものを食べる→気持ち悪い→じゃあ手作りしよう」「その辺の道端にゴミをポイ捨てする→気持ち悪い→じゃあ持って帰ろう」「ゴミを分別しないで捨ててしまう→気持ち悪い→じゃあ分別しなおそう」。この「気持ち悪さ」は感受性の高さで、生活意識の高さではないかと思います。

今回は、ゴミの分別、軽減、かさを減らす方法を考えていきましょう!
 

まずはゴミを減らす努力

強力粉の袋も、同程度の値段ならリサイクル出来るほうを選ぼう。

強力粉の袋も、同程度の値段ならリサイクル出来るほうを選ぼう。

ゴミは何もしないで出てくるものではないことを自覚しましょう。何かを買えば、ビニール袋や包装のビニール、説明書の紙、使いきった容器など、たくさんのゴミが出ます。全部がリサイクルに回るものを選ぶ、という方法もありますが、出来るだけゴミの点数が出ないものを選ぶのが最良です。自治体によってゴミの分別、リサイクルの方法は違います。自治体のゴミの分別方針によって、購入する商品の種類を決めるということも必要かもしれません。

例えば、ガイド宅を例に取ると、東京都世田谷区では「廃プラスティック→【プラ】」はリサイクル対象物ではないようで、不燃ゴミとして回収され、恐らく埋め立て処理されているのではないかと思います。これは自治体によっては不燃ゴミ扱いではなく、【プラ】は【プラ】だけで回収され、リサイクルに回されます。ですから、ガイド宅のように【プラ】が不燃ゴミ扱いの場合は、例えばプラ容器に入っている商品は買わないようにする等の努力が必要だと思います。

それから、個別包装になっている商品と、そうでない商品があったら、個別包装になっていない商品を選ぶ、というのもゴミ軽減の第一歩です。そして、自分で作れそうなものは何でも手作りしてみる、というのも手。手作りの餃子の皮等、手間が少し掛かりますが本当に美味しいですよ!!ゴミが出なくて、作りたてを食べられるって快感ですよ!
 

細かいところも分別してますか?

紙ゴミ資源は、不要な紙袋にポンポン入れて紙袋のまま捨てるのが便利。
ティッシュペーパーの外箱の入り口には、ビニール製のヒダのようなものがついていますが、そのまま捨てている人が多いです!
ティッシュペーパーの箱は「紙ゴミ」として「資源」に、ビニールのヒダの部分は「プラ」の場合が多いと思いますので、自治体の決まりに従って分別しましょう。
 
 
DMの封筒の窓に貼ってあるビニールも、プラの場合が多いです(最近は紙製のものもあります)。ここもちゃんと取り外して、封筒は「資源」に、窓部のビニールはプラに。
 
 
お菓子の箱などもそのまま捨てていませんか~?きちんと資源ゴミに分別して下さいね~!牛乳パック型の飲料の入れ物は、洗って乾かしてリサイクルに(スーパーなどの店舗の前に設置のリサイクルボックスへ)。中が銀色等のものは、牛乳パックとしてのリサイクルは出来ないので、同じように洗って乾かしてから紙ゴミとして資源に出してくださいね。
 

ゴミを小さくする方法

分別の前に、ゴミは小さく小さくして捨てる、という工夫をしましょう!上で書いたように世田谷区はプラは不燃ゴミとして分別されますが、プラ容器に入っている商品というのはとっても多い!納豆のパック(発泡スチロールみたいな容器のもの)も「プラ」ですよ!ゴミが増えて仕方ありません。

可燃ゴミは焼却処分されるので大きいまま出してもそれほど問題ないと思いますが、不燃ゴミの場合は埋め立てられたりするのであれば場所を取らない方がいいに決まっています。ですから、小さくまとめて出す必要があります。

ガイドも実践している、オススメの方法は、【ハサミで小さく切る】【踏んでつぶす】【セロテープでミニゴミ作戦】の3つ!
 
容器によっては端から手でも切れますよ~
■ハサミで小さく切る
プラ容器などは、形態安定になっていて踏んでつぶしてもフニャ~っと元通りになってしまう場合が多いです。ハサミで小さく切って、重ねてゴミに出せば、とても小さくなります。

ハサミはエコ家事には必須!切りやすいお気に入りのハサミをキッチンの取りやすい位置にいつも置いておいて下さいね!

■踏んでつぶす
お菓子の外箱・ティッシュの箱などは、きちんと開いてペタンコにして資源としてリサイクルに出すべき(踏んでる人もいますが場所を取るしまとまりづらいので)です。踏んでつぶすのはプラ容器などに有効の方法です。卵のパックなど、つぶしやすいものは、踏んでつぶして捨てましょう!
 
かさ張る豆腐の入れ物も…セロテープで小さくまとめる!
■セロテープでミニゴミ作戦
キッチンにセロテープを随時用意しておき、お菓子の袋、調味料の袋などなど、不燃ゴミに当るものは折りたたんで小さく丸め、開かないようにセロテープでとめてしまいます。器型の容器(豆腐の容器など)は、一箇所セロテープで留めただけでは開いてきてしまうので、一周ぐるりと巻いて、テープの端と端を重ねて貼り付け、捨てます。
 
 
どうですか?すごい少なくなったでしょう!

このゴミの捨て方は、いつものようにゴミ袋がいっぱいになるまで溜めておくとすごく重くなります。カサが減ってたくさん入りますから。回収日に重くて持っていけないなんていうことがないように気をつけてくださ~い!
 

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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