100万本のポピーの花畑が三浦半島にありました!
100万本のポピーが咲き誇るくりはま花の国(2023年5月5日撮影)
江戸時代末期、黒船来航の折にペリー提督が初めて日本の土を踏んだのは三浦半島の久里浜でした。その久里浜港に近い緑豊かな丘の中に「くりはま花の国」という公園があります。
春の終わりから初夏にかけて、くりはま花の国ではポピーが見頃となり、まさに真っ赤な花のじゅうたんが広がる美しい空間が作り出されています。
今回は、さわやかな季節のちょっとしたお出かけに最適なスポット、くりはま花の国のポピーをご紹介しましょう。
<目次>
- 真っ赤なシャーレーポピーが咲き誇ります!
- ゆるやかな谷に広がる花畑をゆっくり歩いて楽しみましょう
- ポピーの他にもたくさんの花が楽しめます
- 見頃は例年5月中旬~下旬。シーズン最後には、ポピーの花摘みも
- くりはま花の国へのアクセス
真っ赤なシャーレーポピーが咲き誇ります!
くりはま花の国のポピー園。入口からたくさんのポピーが出迎えてくれます
※鯉のぼりはゴールデンウイークをはさむ期間限定の演出(2023年5月5日撮影)
真っ赤な花をつけるシャーレーポピー
ヒナゲシや虞美人草(ぐびじんそう)という名前でも知られています(2023年5月5日撮影)
ヒナゲシや虞美人草(ぐびじんそう)の別名を持つ真っ赤なシャーレーポピーが多く、開花するとポピー園全体が真っ赤な花じゅうたんで覆われる素晴らしい風景が広がります。
ゆるやかな谷に広がる花畑をゆっくり歩いて楽しみましょう
ポピー園のフォトスポットの1つ、白いベンチとポピーの花畑
※鯉のぼりはゴールデンウイークをはさむ期間限定の演出(2023年5月5日撮影)
入口から見た感じでは高低差がそうあるようには見えませんが、奥まで進んでみると意外と高低差があることに気づきます。
ポピー園の中腹から花畑を望む。高低差があることがはっきりとわかります
※鯉のぼりはゴールデンウイークをはさむ期間限定の演出(2023年5月5日撮影)
ポピー園のフォトスポットの1つ、ピンクのベンチとポピーの花畑。
※鯉のぼりはゴールデンウイークをはさむ期間限定の演出(2023年5月5日撮影)
ポピーの他にもたくさんの花が楽しめます
くりはま花の国で楽しめるネモフィラとポピーの咲く風景
※鯉のぼりはゴールデンウイークをはさむ期間限定の演出(2023年5月5日撮影)
オレンジ色の花を咲かせるカリフォルニアポピーや、青色・薄桃色の花を咲かせるヤグルマギク、薄青色のネモフィラを見ることができます。
開花時期が違うことやその年の気候に影響されることから、訪れるタイミングによって異なる風景が見られます。ぜひ一期一会の出会いを楽しんでください。
見頃は例年5月中旬~下旬。シーズン最後には、ポピーの花摘みも
ポピー園の奥に咲くポピーの花々。シーズン最後には、ポピーの花摘みイベントが行われます(2023年5月5日撮影)
このイベントの最終週の週末(5月最終週または6月第1週)には、来場者がポピー園内のポピーを摘み取るイベントが行われます。摘み取り用のハサミや新聞、持ち帰り用の袋を用意すれば誰でも参加できるので、イベント体験を兼ねて出かけるのもいいですね。
美しいポピーの風景を楽しめるくりはま花の国のご紹介、いかがだったでしょうか?
他にもハーブ園や大きなゴジラの滑り台がある冒険ランド、足湯など、家族そろって過ごせるスペースがありますので、初夏のさわやかな陽気の中、くりはま花の国へ出かけてみてください。
くりはま花の国へのアクセス
地図:Googleマップアクセス:
<鉄道>
JR横須賀線 久里浜駅(2015年5月撮影)
<車>
くりはま花の国への入口を示す看板(2021年5月撮影)
駐車場(有料)は複数ありますが、ポピーが見頃の時は駐車場への入場待ちで30分以上かかることがあります。また駐車場には営業時間が設定されているため、くりはま花の国のWebサイトで確認して下さい。
【関連サイト】
◇「春の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで春の風景が楽しめる名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
◇「関東の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで関東地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。