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ドイツのイースター、旅行者はココに注意!(2ページ目)

春のキリスト教行事、イースター(復活祭)がもうすぐやってきます。イースター期間はお店が閉まり、電車も混雑するので要注意!ここではそれらの注意点の他、イースターグッズや春のお天気についてもご紹介します。

執筆者:カルカ 麻美

イースター期間は電車が大混雑!

イースター(復活祭)
イースターシーズンは、レストランでもよくウサギとタマゴが飾られている
イースターは、クリスマスのように家族や親戚が集まる行事。またこの時期、学校は10日前後のイースター休みとなるため、家族で旅行に出かける人も多くなります。そのため高速道路は大渋滞、電車は大混雑、という状況に。イースター前後に電車で移動する場合は(特に長距離の場合)、座席予約をしておくことを強くおすすめします。この時期は大きな荷物を持った人でごった返していて、席が取れずドア付近に立っている人もたくさんいるのです。

ガイド記事「こう買えば電車の切符が安くなる!」でご紹介している割引切符(シュパープライス)は、限られた数しか販売されないため、早めに予約しないと売り切れになってしまいます。イースター期間の切符は現時点で既にかなり売れてしまっていて、通常価格でしか買えない区間や時間帯が多数。シュパープライスを利用したい人は、すぐにでも手配しましょう。


ドイツの春の天気は変わりやすい!

ドイツの春
お天気が良く気温も上昇し、すっかり春の陽気。みんな外に座って太陽の光を楽しんでいます。でもこれがずっと続くとは限りません……(2007年3月12日撮影)
ドイツの天気は年間を通して変わりやすいですが、春は特に不安定です。4月は「Aprilwetter(アプリル・ヴェター=4月の天気)」と言って、晴れ間と曇り空と雨が代わりばんこに登場するような感じ。天気が本当にコロコロとよく変わるのです。ヒョウや雪が降ることも珍しくなく、気温の急激な変化もよくあるので、旅行者は特に注意が必要です。

その年によっても大きく違うのですが、今年は春の訪れが極端に早く(世界的な暖冬で、多くの地域でそうだと思いますが……)、3月中旬現在、すでにたくさんの花が咲いています。木々も少しずつ芽吹き始めました。毎日天気が最高に良く、ここ数日は各地で15度を超える本格的な春の陽気となっています。でも去年の3月は、ミュンヘンは記録的な大雪でまだ冬真っ只中、という状態。寒さがずっと続き、6月初め頃まで暖房を使っていました。

今年はこのまましっかり春に突入するのかと思っていると、天気予報では来週ごろから気温が急降下すると言っています。最高気温が5度以下になる日もあるとのことで、今のぽかぽか陽気からは想像がつかないのですが、ガイドも心の準備をしようと努めています。



春の気候、イースター時の営業時間や鉄道状況に気をつけて、楽しい旅にしてくださいね。運が良ければ、ドイツのとっても明るくて気持ちのいい春が味わえますよ!

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