ドイツのクリスマスグッズを買いに行こう！(2ページ目)

昔のクリスマスグッズを展示した「クリスマス・ミュージアム」

様々なクリスマスグッズが展示された「クリスマス・ミュージアム」

クリスマス・ヴィレッジの２階には、2000年にオープンしたクリスマス・ミュージアムがあります。記録されている世界最古のオーナメントというのは、1419年フライブルクのクリスマスツリーに飾られたリンゴやナッツ類だったとか。

ミュージアムでは、その当時から20世紀半ば頃までのクリスマスの飾りやグッズの移り変わりを見ることができます。貴重な一点ものの古いオーナメントなどの展示もあり、昔の人がどんな風にクリスマスを飾っていたのかが見られる興味深いスポット。

いろいろなデザインのクリスマス・ピラミッド。家庭では卓上サイズのものを飾る　※クリックすると拡大写真が見られます

現在のようなスタイルでろうそくをツリーに立て、色とりどりの飾り付けをするようになったのは19世紀頃からといいます。これは技術の発展により、様々な色やデザインのオーナメントを作ることが可能になったため。またクリスマスにプレゼントをするようになったのも、この頃からだそうです。

何ともユニークな「くるみ割り人形」は、ドイツの伝統的なクリスマスの飾り　※クリックすると拡大写真が見られます

「ミュージアムで昔のオーナメントを見た後ショップの方に戻ってくると、昔も今もクリスマスの飾り方って根本的には変わっていないんだなということを実感すると思いますよ。もちろん今の時代は、車に乗っているおちゃめなサンタとかもいますけどね（笑）。」と、ケーテ・ウォルファルト社の方が話してくれました。クリスマスを祝う気持ちはいつの時代も同じ。細かなデザインや作りは少しずつ変化しても、そのオーナメントが生み出す「温かさ」や「喜び」というのはずっと変わらないのですね。

【DATA】
クリスマス・ミュージアム
住所：Herrngasse 1, 91541 Rothenburg ob der Tauber
開館時間：１～３月……土日のみ、10:00～17:00
４～12月23日……毎日10:00～17:30
12月24日……10:00～14:00
12月25・26日……11:00～16:00
12月27～30日……10:00～17:30
12月31日……10:00～14:00
入館料：4ユーロ
Webサイト：www.weihnachtsmuseum.de
メール：weihnachtsmuseum@wohlfahrt.com

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