多くの町で模倣された美しい「マリエン教会」

マリエン教会
ドイツで3番目に大きなマリエン教会
ドイツ第3の大きさを誇るマリエン教会(St. Marien)。1250~1350年にかけて、120の裕福な商人家庭の経済援助によって建てられたゴシック様式の建築物です。当時、バルト海沿岸の町でこれを見本として多くの教会が建設されました。内部の数々の見どころの1つに、機械オルガンとしては世界最大のパイプオルガンがあります。

この教会は、1667~1707年まで作曲家ブクステフーデがオルガニストを務めていたところ。バッハがここでブクステフーデのレッスンを受けるため、短い休暇を無理やり延長してリューベックに一時滞在したという逸話も残っています。

第2次世界大戦の空爆でほとんどが破壊されましたが、戦後1947年にはすでに修復作業が開始され、12年後には元の姿に戻りました。戦時中に爆撃で地面に落ちた鐘は、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして、割れたままの姿で残されています。

マリエン教会
美しいマリエン教会の内部は必見
【DATA】
マリエン教会 St. Marien
住所:Schüsselbuden 13, Lübeck
Tel: +49 (0)451 / 7 73 91
開場時間:4/1~10/3 10:00~18:00  10/4~10/31 10:00~17:00
      11/1~3/31 10:00~16:00

その他、1173~1230年に建てられたリューベック最古の教会、大聖堂(Dom)や、エレベーターで塔の上に登るとリューベックの街並みが見渡せるペトリ教会(Petrikirche)もおすすめです。

大聖堂
ロマネスク様式の大聖堂。リューベック最古の教会
【DATA】
大聖堂 Dom
住所:Mühlendamm 2-6, Lübeck
Tel: +49 (0)451/ 7 47 04
開場時間:4~10月 10:00~18:00  11~3月 10:00~16:00

ペトリ教会 Petrikirche
住所:Schmiedestraße, Lübeck
Tel: +49 (0)451/ 39 77 30
塔の開場時間:1~2月 11:00~16:00  3月 11:00~17:00
         4~11月 9:00~19:00
         2006/11/29―12/17 10:00~19:00  2006/12/25―12/30 11:00~19:00
塔の入場料金:一般 2.5ユーロ  学生 1.5ユーロ

トーマス・マンの小説の舞台となった「ブッデンブロークハウス」

ブッデンブロークハウス
トーマス・マンの小説の舞台となった家 (C) Lübeck und Travemünde Tourist-Service GmbH
リューベック生まれの文豪トーマス・マン(1875~1955年)。その祖父母が住んでいた家、ブッデンブロークハウス(Buddenbookhaus)が、マリエン教会のすぐ裏に立っています。この家を舞台にしたトーマス・マンの小説『ブッデンブローク家の人々』は、ノーベル賞を受賞。ブッデンブロークハウスは一躍有名になりました。現在はトーマス・マンと、同じく作家でトーマスの兄であるハインリッヒ・マンの博物館となっていて、マン兄弟の関係や、故郷リューベックとの繋がりに関する資料が展示されています。

【DATA】
ブッデンブロークハウス Buddenbookhaus
住所:Mengstr. 4, Lübeck
開館時間:4―12月 毎日10:00~18:00   1―3月 毎日11:00~17:00
休館日:12/24、25、31
料金:一般 7ユーロ  学生:4.6ユーロ



リューベックを紹介するシリーズの後編「リューベック(2) ハンザ同盟の女王」では、リューベックの歴史や裕福な市民が残したものに触れられるスポットをご紹介します。歴史を知っていると、リューベックの町歩きがもっと楽しくなりますよ!

【関連リンク】
  • 北海・バルト海の町と北ドイツ

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