聞き上手で得をする
育児方針の違いは、賢くクリアしましょう! |
■ 目を見る
目をそむけたりせず、相手と向き合ってみて下さい。お孫さんが可愛くてしようがないお気持ちがちゃんと伝わってくるはず。先ずは、向き合うことから始めましょう。
■ うなずき
目を見たら、今度はご自分が相手の方の目に映るように、うなずいてみましょう。これは「あなたの言うとおりに致します」という意味ではなく、「あなたの言葉と気持ちをしっかり受け止めています」のサインです。
あなたの姿をご覧になった相手は、きっと「受け入れられている」と感じ、穏やかに話すようになるでしょう。
■ 相づち
話をしっかり聴いていると、「なるほど」「その部分は納得」と思えるところもあるはず。その際は、「そうですね」「確かにおっしゃる通りですね」「そうなんですよねー」と、相づちを入れて差し上げて下さい。
更に相手は話がしやすくなり、伝えることへの満足感を持ってくれるはずです。
■ 繰り返し
今度は、相手の話のポイントを繰り返してみて下さい。
「昔からね、子供っていうのはね……」 ⇒ 「昔からそうなんですかー」
「これがしきたりなのよ」 ⇒ 「そうですか、それがしきたりなのですね」
「来週もいらっしゃいよ」 ⇒ 「あ、来週ですね。(予定なかったか見ておきますね)」
目を見て聴いてくれ、うなずき相づちをうってくれるあなたが、更に自分の言った言葉を繰り返してくれたら…… これは反感を持つ方はいらっしゃらないでしょうね。
以上のパフォーマンスにより、ご両親はあなたが耳を傾けてくれる、ということで満足してくれます。これがないと、あなたの意見にも聴く耳を持つ気持ちにはなれず、お互い最悪の状態に陥ってしまう可能性大ですね。
先ず相手を受け入れる、相手の話と気持ちを聴く。これがご自身の意見をおっしゃる前の第一歩となることをお忘れなく!
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