暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

寿司店で差がつく、女性のマナー(2ページ目)

東京・四ッ谷の名店「すし匠」店主の中澤圭二さんに寿司店でのマナーや、お寿司をより愉しむためのポイント、寿司店でのNG…… etc.教えて頂きました。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

お寿司の、得する頂き方とは?

握り
本当に美しく見とれてしまう芸術の一品です
諏内:
寿司店のカウンター初心者でも、「これを知っておけば、お寿司をもっと愉しめて得した気分になれる!」というポイントがございましたら教えて下さい。

中澤さん:
「寿司屋では、玉子を食べればその店が判る」などと言われますが、玉子焼きは他で購入しているお店もあるので、私がお勧めするのは、コハダと穴子です。たとえ大手チェーン店であっても、このふたつに関してはまず自分のお店でつくっているので、注文してみる価値はあります。

諏内:
分かりました。コハダと穴子、ですね! その他に、中澤さんのお考えになる、お寿司を愉しむポイントとは?

中澤さん:
握りをお箸で召し上がる女性が多いのですが、直接手で召し上がると、手での感触も味わえて、「もうひとつ得をする」と思います。何より、「お寿司を食べている」という感覚になれますよね。

それから…… 『鮮度』ではなく、『食べ時』を。『食感』ではなく、『味』を求めて頂きたい。魚というのは、『食べ時』があるんです。例えば、マグロでしたら5日~1週間寝かせた時。白身のヒラメやカレイでも、新鮮でコリコリとした食感の時でなく、その魚本来の『味』が出てきた時です。この本当の魚の美味しさが判っていらっしゃると、お寿司をもっと愉しめると思います。

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