暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

レストラン予約のマナー!お店にとって「特別なお客様」になるコツ

みなさん、レストランの予約を、ただ席を確保することだけに用いていませんか? レストランの予約のマナー・コツを押さえておけば、最高のサービスを受けることができることでしょう。当日の電話やおしぼりに関してなど、ぜひご一読ください。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

レストラン予約のマナー!お店にとって「特別なお客様」になるコツ

予約のコツをしっかり押さえれば、「特別なお客様」との印象を抱いてもらえるかもしれません

みなさん、レストランの予約を、ただ席を確保することだけに用いていませんか?

レストランの予約のコツをしっかり押さえておけば、ご希望の席をリザーブできるのはもちろん、なにより大切なイベントをお店に任せてくれる、もしくはお店に愛着をもってくれている「特別なお客様」との印象をお店に与えることができます。席だけでなく、最高のサービスをも同時に受けることができます。
   

レストラン予約のマナーとは!「パーフェクトな予約」のツボ

■ドレスコードの確認を!
予約の際は、席のこと以外にもチェックポイントがあります。「ジーパンはご遠慮頂いております」や「男性はジャケット着用」などのドレスコードの確認です。初めて行かれるお店でしたら特に必要ですね。これは、ご一緒に行かれる方や、ご招待する方にお知らせしておくのもマナーです。

■スペシャルな場面で、スペシャルなサービスを
「サプライズのバースデーケーキはご用意頂けますか?」などとお聞きになったら、「お名前は何とお入れ致しましょうか?」や「ロウソクは何本ご用意しますか?」と気の利いた言葉が返ってくるかもしれません。

照明を落としてのバースデーケーキサービスや、バースデーソングを歌って頂くのは恥ずかしいのでご遠慮する、といったように、あなたのニーズに合ったサービスをお願いしてみましょう。

■お子様もご一緒に行かれる場合
「お子様OK」をご確認してから、「子供が一緒なので、奥まった場所や、テーブル同士が離れているお席はありますか?」といった一言が、「デキるお客様」としてのあなたを印象づけます。

■苦手な食品、アレルギーのある食品を伝える
どうしても食べられないものや、医師に禁止されている食品があれば、それも予約の段階で伝えておくといいでしょう。コースメニューの場合、大幅な変更は難しいかもしれませんが、別メニューへの差し替えなど、相談してみてください。

予約時に「日時・人数・お名前」だけでなく、必要な情報を伝え、そして入手することは、快適なお食事のひとときを手に入れるための条件です!

次に、予約がとれたあと、更に当日までにしておきたいことをお伝えします。
 

予約電話だけで安心しないで!

予約時間の30分前に連絡するとベター

予約時間の30分前に連絡するとベター

大切なアニバーサリーでしたら、数日前や前日、当日などにご確認の電話をもう一度すると良いでしょう。万が一のミスということもありますし、また、再度確認をすることによって、お店側も「大切なお客様」として気を引締め、丁寧な応対をして下さることでしょう。

また、あなたが誰かをご招待さし上げる場合は、少なくとも10分~15分前には到着して、余裕をもってお待ちしたいものですね。

もし予約した時間に遅れてしまうようでしたら、ご招待する方にはもちろん、お店にも早めに連絡して下さい。

あなたに最高の時間を過ごして頂こうと、お店側も準備を整えているのですから、これはエチケットですね。
 

着席後に「おしぼり」の要求はNG!

ところで、着席してからの「すいませーん、おしぼり下さい」は禁止です!  高級と言われる洋食のレストランでは、手はきれいに洗ってから席に着くものとされているため、おしぼりはもちろん出ません。

ホテルでしたら、お店に入る前に化粧室で、ホテル以外でもクロークにコートや荷物などを預けたら、席に案内頂く前に手を洗いに行かれることをおすすめします。

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