政権が野党・国民党にかわり変化を遂げる台湾の、最新の情報をキャッチするため、ガイドが現地を取材しました。2009年1月、禁煙新法が施行され、滞在に不安を感じた愛煙家も少なくないはず。ロングステイをはじめ「無煙台湾」の現状や台湾新幹線、航空事情などを速報でお伝えします。
8年ぶりの政権交代で台湾新時代に
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台湾新時代を支える台湾の若者に人気のスポット九? |
政治の話題が好きな台湾のひとびと。幾多の歴史を経て今、自由経済のなかに生きる彼らが選んだのは、8年間政権を維持した民進党にかわる、野党・
国民党の馬英九・元台北市長でした。この数年で、さらなる変化を遂げた台湾。将来の経済発展を睨み、中国大陸との直行便が台北市内の松山空港から定期便として就航するなど、変化の度合いが顕著です。観光交流や施策の変更は、日台においてもしかりです。例えばここ数年、日本人シニアの誘致を目的に、プロモーションや査証整備が進められた
台湾ロングステイですが、「ロングステイ」以外のあらたなテーマでの誘致展開が予定されており、今後は民間レベルでの交流が主体となります。
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日本の定額給付金を真似た台湾の「消費券」は好評のうちに配布済みだ |
民衆のひとりひとりが政治への関心度が高く、
日常会話のなかでも政治の話題が頻出する台湾では、個人の意見を求められるシーンも少なくありません。日本の情報がリアルタイムで届く地勢だけに、日本の政治について言及されることもしばしば。政治への関心度が他国に比べ低く、社交辞令の会話のなかに政治の話題はご法度と考える日本人の気質とは、まったく異なります。国交はなくとも、他国との経済交流が活発な台湾のひとたちのグローバルな考え、ものの見方に、あらためて感心させられることも少なくありません。そうした点でも、台湾で暮らすひとたちとの意見の交換、交流は、さまざまな「気づき」を私たちに与えてくれるのです。
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「悠々ロングステイガイド台湾」(イカロス出版/千葉千枝子著)
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