ベルリンのみどころと壁崩壊20年記念イベント
ドイツ観光局によると、ベルリン壁崩壊直後の1993年と現在とを比較すると、ベルリンの外国人滞在宿泊数が470万泊も増加したといいます。今やベルリンは、ドイツを代表する観光都市であり、ベルリン壁は世界的な名所となりました。2009年は、そのベルリンの壁が崩壊して20年を迎えます。ベルリンはもちろん、ポツダムやライプツィヒでも、20周年記念のイベントが開催される予定です。関連するベルリンの代表的なみどころや特別イベントをお伝えします。
▼ベルリン壁の道
160キロにわたる「ベルリン壁の道」は、散策はもちろん、サイクリングや本格的なハイキングにも最適のルートで、14の区画に整備されています。壁の跡や監視塔などが遺っているほか、主要な5ヵ所にマルチメディアガイドサービスを設け、分断の歴史をわかりやすく閲覧できるようになっています。また、世界のアーティストたちが絵を施した野外のイーストサイド・ギャラリーも名所になっています。
▼チェックポイント・チャーリー壁博物館ほか
チューリンゲン州のポイント・アルファ |
ベルリン市内には、逃亡の悲劇が数多くあったベルナウアー通りのベルリンの壁ドキュメンテーション・センターがあります。
▼「新しいベルリン」展
アレグザンダー広場において、09年5/8~11/9までの会期中、壁崩壊以降20年の軌跡をオープンエア展示します。また、歴史フォーラムとフェスティバル(09年5/28~31)、冷戦時代のドイツアート展(09年10/3~10年1月10日)なども開催予定。
ベルリン観光局のサイト(ドイツ語)も、あわせてご覧ください。
▼トラビ・サファリ・ツアー
トラビに乗った20年前の若者たちにも自由と平和が |
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