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駐在員やその家族に多い「うつ病」の恐怖(3ページ目)

ストレス過多の時代。わたしたち一般生活者の8人にひとりの割合で「うつ病」の可能性があるといわれています。駐在員やその家族に多いうつ病。近ごろでは経済発展めざましい中国で心を病む日本人が増えています。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

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変調を感じたら心療内科で早期に受診する
うつ病は、今や珍しくない病気のひとつです。本人だけでなく、周囲のひとも理解を示し、ともに考えることが重要です。不眠などの症状が出た場合は、駐在先に、日本語対応が可能なクリニックをみつけ、早めに受診をするよう心がけたいものです。大企業では、専門の産業医やカウンセラーを派遣させるなどの動きもありますから、上手に利用しましょう。

また、うつ病の「予防」を心がけることも大切です。とりわけ仕事で留守のあいだ、異国の家を守る主婦に、予兆もなくうつ病が襲うこともあります。会話を心がけ、適度な運動を促すなどの思いやりも必要です。単身赴任者も同様、「心が疲れたな」とおもったら休暇をとって、一時帰国や、家族の呼び寄せをするなどの善後策を講じることをおすすめします。

【関連リンク集】
■アジア>中華人民共和国
海外起業・ビジネス移住・駐在員
メンタルヘルス [from All About]


海外駐在員としての重責をこなすのも、「心の健康」があってのこと。仕事と家庭のバランスを上手にとって、厳しい状況を乗り越えたいものです。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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