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ダビング10も安心 東芝の新RDシリーズ(4ページ目)

この冬に東芝はDVDHDDレコーダーRDシリーズをフル更新し、ダビング10にファームアップで対応予定になりました。その新機種の概要を紹介し、今回のモデルチェンジがどんな意味を持つのかを考えてみます。

一条 真人

一条 真人

デジタル ガイド

2冊のパソコン雑誌の編集長を務め、その後フリーに。小説家としても活動した後、各種雑誌でコンピュータ、デジタルAV関連の執筆しています。「必ず作れるDVD」「図解 Blu-ray HD DVDがわかる」など、いままでに50冊以上の著書があります。

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新機種投入の目的は?


通常ならば、同列機種の新機種は1年ごとなどのスパンで登場しましたが、今回は春に登場したモデルが冬にリニューアルするという異例な早さでの新機種の登場です。そのおもな目的は、前述の「ダビング10」対応に対するユーザーの買い控えを防ぐことが第1の目的なのかも知れません。

より高機能な機種が来年、登場するのがわかっていれば、ユーザーがそれを待ってしまうのは当然です。今年の冬には、新RD同様にダビング10対応予定をうたうレコーダーが続出するかも知れません。また、そうでない場合、新RDにはダビング10対応予定という大きなアドバンテージがあるわけです。

あたりまえになったTVリンク機能


今回の新機種のもう1つのアドバンテージは液晶TVレグザとのHDMIリンク機能「レグザリンク」の搭載です。従来はシャープ、パナソニックのみが対応している機能でしたが、この冬のモデルで東芝、ソニーがこの機能を搭載したことで、ほとんどのレコーダーが自社のTVとのリンク機能を搭載したことになります。これにより、TVリンク機能は特定メーカーのアドバンテージではなくなりました。

今回のモデルチェンジの価値は


もともとRDは高機能であるため、今回のモデルチェンジでのレコーダー本体の機能的な劇的な変化はありません。言わば、社会環境、利用環境の流れに対応するためのモデルチェンジという感じです。しかし、ダビング10対応予定、レグザリンク対応などの時流に合った機能を搭載したことで、RDの商品力は大きくアップしたと言えます。
RD-S301
デジタルWチューナー搭載で300GBHDD搭載モデル「RD-S300」。



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