ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダー関連情報

ダビング10も安心 東芝の新RDシリーズ(4ページ目)

この冬に東芝はDVDHDDレコーダーRDシリーズをフル更新し、ダビング10にファームアップで対応予定になりました。その新機種の概要を紹介し、今回のモデルチェンジがどんな意味を持つのかを考えてみます。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

新機種投入の目的は?


通常ならば、同列機種の新機種は1年ごとなどのスパンで登場しましたが、今回は春に登場したモデルが冬にリニューアルするという異例な早さでの新機種の登場です。そのおもな目的は、前述の「ダビング10」対応に対するユーザーの買い控えを防ぐことが第1の目的なのかも知れません。

より高機能な機種が来年、登場するのがわかっていれば、ユーザーがそれを待ってしまうのは当然です。今年の冬には、新RD同様にダビング10対応予定をうたうレコーダーが続出するかも知れません。また、そうでない場合、新RDにはダビング10対応予定という大きなアドバンテージがあるわけです。

あたりまえになったTVリンク機能


今回の新機種のもう1つのアドバンテージは液晶TVレグザとのHDMIリンク機能「レグザリンク」の搭載です。従来はシャープ、パナソニックのみが対応している機能でしたが、この冬のモデルで東芝、ソニーがこの機能を搭載したことで、ほとんどのレコーダーが自社のTVとのリンク機能を搭載したことになります。これにより、TVリンク機能は特定メーカーのアドバンテージではなくなりました。

今回のモデルチェンジの価値は


もともとRDは高機能であるため、今回のモデルチェンジでのレコーダー本体の機能的な劇的な変化はありません。言わば、社会環境、利用環境の流れに対応するためのモデルチェンジという感じです。しかし、ダビング10対応予定、レグザリンク対応などの時流に合った機能を搭載したことで、RDの商品力は大きくアップしたと言えます。
RD-S301
デジタルWチューナー搭載で300GBHDD搭載モデル「RD-S300」。



■関連リンク
RDが使いやすく進化「東芝RD-S600」
東芝の新世代RDシリーズはどう進化した?
コピーワンス緩和でレコーダーの買い時は?
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のブルーレイレコーダーをチェック!楽天市場で人気のブルーレイレコーダーをチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます