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ダビング10も安心 東芝の新RDシリーズ(3ページ目)

この冬に東芝はDVDHDDレコーダーRDシリーズをフル更新し、ダビング10にファームアップで対応予定になりました。その新機種の概要を紹介し、今回のモデルチェンジがどんな意味を持つのかを考えてみます。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

強化されたリモコン


リモコンはRD-A600/A300に付属するのと同じスタートメニューボタンを搭載した新タイプになりました。そして、さらに従来と同じく必要最小限のボタンを搭載したシンプルリモコンも付属するWリモコン体勢に変わりはありません。
Wリモコン
新リモコンとシンプルリモコンのWリモコンが付属。


流行のTVリンク機能に対応


HDMI接続により同社の液晶TV「レグザ」と連携する「レグザリンク」機能を搭載しました(RD-W301以外)。これにより、レグザのリモコンで録画を再生したり、録画予約ができます。
57z35
レグザリンクの利用にはレグザリンク対応の東芝液晶TV「レグザ」が必要になる。写真は東芝レグザ「57Z3500」(オープン価格)。


ダビング10への対応は?


現在、総務省でコピーワンスに代わるデジタル放送の新しいコピープロテクトのガイドラインが検討されています。この名称は先日の記事では「コピー9」としましたが、総務省ではその名称を「ダビング10」(コピー9回+ムーブ1回)とする気のようです。これはまだ現実のものになっていませんが、早ければ来年から新プロテクトシステムが稼働し、対応レコーダーが登場する可能性がありそうです。

今回のRDシリーズではこのダビング10に対応するための仕様が組み込まれており、実際にダビング10が施行されたときに、それにファームアップで対応できる予定だそうです。

次ページでは今回のモデルチェンジの目的を考えてみます。
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