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VHS一体型デジタルW機「DIGA XW41V」(3ページ目)

VHS一体型デジタルチューナー搭載機のなかで、唯一デジタルWチューナーを搭載しているのがパナソニック「DIGA XW41V」。VHS機能の使い方の実際を中心に、そのレビューをお送りします。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

VHSからHDDへのダビングの実際


この機種のもっとも特徴的な機能であるVHSテープからHDDへの録画のダビングについて具体的に紹介していきます。なお、リモコンで対象ドライブを「VHS」に切り替えておくと、自動的にVHS>HDDダビングのための設定でダビング機能が起動するので便利です。また、ダビング機能にはテープの頭出し機能がないため、あらかじめ自分でダビングを開始したい位置を頭出ししてから、ダビングを開始する必要があります。

■ダビング機能を起動する
VHSからのダビングには普通のダビング機能ではなく「詳細ダビング」機能を使います。これはリモコンの「操作一覧」で起動されるメニューの「その他の機能へ」で表示されるサブメニューから起動できます。
DIGA XW41V
VHSテープ関連のダビングは「詳細ダビング」機能から実行できる。


■VHSテープ>HDDダビングの実際
詳細ダビングが起動されたら、後は3つのパラメーターを設定していくことでVHSテープからHDDへののダビングができます。
DIGA XW41V
詳細ダビング機能。3つのパラメーターを設定することでダビングができる。


ダビング方向:VHSからHDDへのダビングでは、ダビング元「VHS」、ダビング先「HDD」を選択します。なお、あらかじめ作業ドライブでVHSを選択していると、自動的にこの設定になっています。
DIGA XW41V
ダビング元で「VHS」、ダビング先で「HDD」を選択する。


モード:HDDに録画したい録画モードを選択します。これはアナログ放送の録画時と同じく、リアルタイムエンコードして録画します。XPがもっとも高画質なモードですが、記録容量はもっとも大きくなります。通常はSP(標準画質)モードで十分でしょう。なお、ダビング素材は自動的に「VHS-Video」に固定され、変更できません。
DIGA XW41V
録画モードを選択する。


ダビング時間:ダビングを行う時間を設定することができます。「入」にすると、指定時間の映像を1つのビデオファイルとしてダビングします。これに対して「切」にすると、VHS録画テープの頭出し信号を自動検知して、録画ごとにファイルを作成してくれます。複数の録画が記録されたVHSテープからのダビングでは「切」が便利ですが、録画の終了はユーザーが手動(「戻る」の3秒押し)で行う必要があります。
DIGA XW41V
ダビング時間設定をすると、設定時間分だけダビングしてくれる。


ダビング開始:指定した設定でダビングが実行されます。
DIGA XW41V
「ダビング開始」でダビングが実行される。


次ページでは、このレコーダの評価の結論を出します。
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