キャンプは人を謙虚にする

夕べの残り物をリサイクルした朝ごはんもおいしい!
豪語するF夫人ですが、長いキャンピングライフの中には、台風も豪雨もありました。

F夫人:着いた途端に降り出して、雨の中ヒイヒイ言ってテント建てて、帰るまでずーっと中でトランプやってた…なんてこともあるね(笑)。でも、それも含めて楽しいの。

お話を伺っていて感じたのは、いい意味での「ユルさ」。
「食材落としちゃった! でも洗えばいっか~」
「虫!? でも別に刺さないし、いっか~」
「テントが砂だらけ! でも寝袋に入らなきゃ、いっか~」
自然の中で過ごす時間が長くなると、人間、いろんなものに対する許容度が高くなるみたい。これは、同行のS夫人も大きくうなずいていました。

ベテランキャンパー、S夫妻とF夫妻。「今度2家族で畑を始めるんです」
ここはよく整備されたキャンプ場で、きれいなトイレやシャワーも完備していました。それでも、夜が更ければむき出しの地面は冷え込んで、真っ暗な谷間からは蛙の合唱が聞こえてきます。一歩野外に出れば、自然の圧倒的な威力に、人間はただ従うほかありません。便利な都市生活の中で、ともすれば傲慢になってしまいがちな私たちに、キャンプは謙虚さと、暮らしの原点を教えてくれます。

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