シンプルライフ/モノを減らす・片付ける

捨て上手になる方法(2ページ目)

「お気に入りのモノを少しだけ持って、それを楽しく大切に使う」――シンプルライフの理想です。でも、それを実現するためには、「捨てる」ことが避けられません。捨て上手になるための考え方とコツとは?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

紙って、溜めると俄然重くなりません…?

1 捨てるのがタイヘンではないのについつい溜め込んでしまうモノ

紙類
部屋の適当な場所に、「新聞・チラシ」「雑誌」「その他の紙」「ボール紙」「段ボール」など、自治体の指定する分類の数に応じた箱か袋を用意する。入れ物の大きさを「中の紙類がいっぱいになったとき、一度に運べるくらい」を目安にするのがコツ。近くには荷造り用ヒモとハサミ(カッター)を。
資源ゴミの前日、入れ物の中身をチェックし、ある程度たまったものはヒモで縛って玄関に置いておく。朝、忘れずにゴミ置き場へ! 

衣類
クロゼットの片隅に、「捨てる」と書いた箱か袋を置いておき、折々に「もう着ないし、人にあげても喜ばれない」と判断したら入れる。ある程度たまったら、自治体のルールに従って捨てる。

小さいけど、こういうのも溜め込んじゃいがち
乾電池や電球など
数は出ないし、それほどかさばらないが、「危険物」「有害ゴミ」などに指定されている自治体が多く、収集日は少ない。収集日をよく把握しておき、前日の夜に玄関に置いておく。日ごろから一箇所に集めておくことが大事。

2 捨てるのがタイヘンで踏ん切りがつかないモノ

粗大ゴミ
家具家電など大きなモノは、買うときとは違い、捨てるときは自力で搬出しなければならない点で捨てにくい。一人暮らしの人、腕力のない人は、友人知人の協力を仰ぐ。搬出の日と、協力者の都合を、予めすり合わせておくことが大切。協力者が得られない場合は、ゴミ処理業者に有料で依頼することになるが、事前に料金をよく確認しておくこと。チラシで探す場合は、住所・固定電話番号が記載されている業者がベター。

危険物
割れたガラス類、刃物などは、捨てる自分はもちろん、収集業者にもケガをさせそうなため、心配で捨てるのがおっくうになりがち。誰もケガなどしないよう、厚めの新聞紙にくるんだ上、ビニール袋に入れ「ガラス」「刃物」など内容を大きく書く。
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