この記事はたいへん多くの読者にお読みいただいた人気記事で、リリース後、
「あの段ボールコンポストのやり方を教えて!」
というメールを多数いただいていました。
そこでこの度、再びS夫人に教えを乞うたガイドであります。
冬も緑がいっぱい、S夫人のベランダ |
「段ボールコンポスト」って?
「段ボールコンポスト」とは、家庭で出る生ゴミを、土を入れた段ボールに混ぜ込んで発酵・分解させ、ゴミのカサを減らすもの。特殊な道具も材料も要らず、電気も使いません。ゴミ処理のコストや用地の負担を減らし、環境と自治体の財政に寄与するものとして、注目を集めています。
マンションでもできる?
S夫人は、普通のマンションのベランダで、この段ボールコンポストを実践し、かつ、その結果得られた肥料を、”緑のカーテン”の用土に混ぜ、さらには収穫したゴーヤを晩のおかずにするという快挙を我々に見せてくれました。
「やってみたいけど、虫や匂いが心配…」
「仕事や育児で忙しいから、手間が大変そう…」
と、二の足を踏んでいる方にとっても、きっと参考になるはず。さっそく、そのやり方を教えていただきましょう。
S夫人の「段ボールコンポスト」レシピ
くん炭とピートモス。園芸店で、計1000円程度 |
材料
段ボール箱……40リットル程度のもの
箱の底と同じ大きさの段ボール……1枚
もみがらくん炭……7リットル
ピートモス……15リットル
箱を覆う布……古Tシャツなどを縫い合わせる
布ガムテープ
段ボールが乗るくらいの金網(バーベキュー用など)……1枚
レンガや角柱など、金網を載せるもの……適量
園芸用スコップ
やり方
底を二重にして補強する |
よく混ぜる |
発酵のため、底からも酸素が必要 |
たいていの生ゴミは処理できる |
パパの肌着なんて最高 |
基本的にはこれでOK。
次ページでは、S夫人の楽しい段ボールコンポスト生活!